素晴らしい映画です。
家族の絆を描いていますが、自分の置かれた状況に時にくじけそうになりながらも、必死に生きていくギルバートに拍手を送りたくなります。
過食症の母や知的障害を持つ弟との絆・・・、見ていて胸が熱くなります。
特筆すべきは、知的障害児を演じたディカプリオでしょう。見事な演技です。アメリカの田舎町に生きる一家族の中の障害児を見事に演じきっています。ディカプリオについては「タイタニック」などが評価が高いようですが、ディカプリオの傑作といえば、間違いなくこの「ギルバート グレイプ」と「ボーイズライフ」と言えます。
主演のジョニー・デップも良い味です。イギリスのロック歌手だったそうですが、「シザーハンズ」以来、どんどん演技に磨きがかかってるようです。ここのレビューに、ジョニー・デップは出演作を選ぶことで有名、とありますが、まさに即決で出演OKしただけの作品の出来ですね。
脚本もすばらしいです。
ラストシーンで、故郷を出て行く兄弟が映りますが、実家を出て生活してる僕には、胸が締め付けられるようなシーンでした。
セリフも捻ったセリフや奥の深いセリフが多くて、何度観ても素晴らしい映画と思います。
「大きいなんて言葉は、空を言い表すには小さすぎるわ・・・」
この映画の中で一番好きなセリフです。