とかく近年ヒットした「美味しい部分のつまみぐい的要素」がどうしても拭えない。
人間の業に対して終末へ向かうSF的なノイタミナ枠のアニメ。
シナリオに対して"必要だからこの要素を入れる"ではなく、
"外部要素を盛り込んでからシナリオを構築する"と言うスタイルで多分企画されてるんだろうケド、
消化が上手くできず元来のシナリオの強さで押し切ってる感はどうしても否めない。
結果、主人公の周りの人間関係で話が収束してしまい、
いわゆる"世界との対峙"(主人公から見て大人の世界の話)はとんでもなく簡単に決着が付いてしまう。
脇役であるバイプレイヤーにどんどん深みがなくなっていくのは本当に惜しいと言わざるを得ない。
13話以降の「主人公のスキルによる王政を敷くシーン」がこの話の最大の肝。
タイトルから推察するに多分コレが一番やりたかったんだなと視聴者が直感で判断できるのだが
意外にさっさかさっさかと話が進んでしまい、あっという間にエンディングを迎えてしまう。
観終わって「いや、そこまで風呂敷広げずにやりたいトコロだけやればよかったんじゃね?」と思ってしまうのは、
アニメや映画にドップリ浸かっているヘビーファンだからだろうかと自分を疑ってしまった作品。