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ギリシャ正教 (講談社学術文庫 500)
 
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ギリシャ正教 (講談社学術文庫 500) [文庫]

高橋 保行
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

キリスト教といえば西洋のものと考える人が多い。しかし、キリスト教初代からの伝統をいまなお保持しているギリシャ正教を知ると、その見方が誤まりであることに気がつく。ビザンチン文化やドストエフスキイの思想などを通して断片的に知られているにすぎないこのギリシャ正教の全貌を、本書はわが国で初めて体系的に紹介するとともに、西洋のキリスト教とその文化の原泉を問い、私たちの通念そのものをただす注目の書である

著者紹介

1948年,東京に生まれる。1972年,ニューヨークの聖ウラジミル神科大学院を卒業。1974年,司祭に叙聖される。(日本ハリストス正教会)。著書『キリストの体』『日曜日』『イコンのこころ』『東方の光と影』『ロシア精神の源』『イコンのあゆみ』『イコンのかたち』など。


登録情報

  • 文庫: 318ページ
  • 出版社: 講談社 (1980/7/8)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061585002
  • ISBN-13: 978-4061585003
  • 発売日: 1980/7/8
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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日本ではなじみがあまりないが、近年アトスへの関心の高まりや村上春樹の著作などで、紹介される機会が多くなってきた正教についての概要をまとめた最良の書。正教の司祭による著作のため、正教は他のキリスト教とは違うという主張が強く前面に押し出されており、学術的には客観性を欠いているが、その分、正教内部の様子がわかる作品になった。資料が手に入りにくい正教について知るには、廉価で広い範囲を網羅した貴重な書籍。
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渾身の著作 2001/11/4
By カスタマー
いまだに一般に知られていない正教を広く啓蒙するための著書。その内容があまりに豊富であるため、細部においてはフォローしにくい点も多々ありますが、現在のところ日本語文献に限っては最良の「ギリシャ正教入門書」です。
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 簿記受験生 殿堂入りレビュアー
本書はまずギリシャ共和国でのギリシャ正教の今をルポし、カトリック・プロテスタントとは異なる「知られざるキリスト教」について読者の関心の喚起が行われる。そして使徒が東地中海地域やギリシャそしてローマに布教する初期の段階から、キリスト教がローマ帝国の国教に採用され、やがてローマが東西に分裂、キリスト教世界がコンスタンティノープルを中心とするギリシャ正教世界、ローマを中心とするカトリック世界にまとまる様を追う。ドストエフスキーの読者なら重要性は分かると思うが、本書はギリシャ正教の儀礼(典礼やイコン)や信仰形態(十字の切り方)について詳しい。日本人にとってイエスの教えといえばカトリックかプロテスタントであるが、本家本元はギリシャ正教である。本書を読めば西欧中心の見方を脱し、多様なキリスト教認識を得ることが出来るだろう。ロシア正教については著者が中公新書で出している『ロシア精神の源』も有益である。
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