古代ギリシア語・ラテン語の権威、呉茂一氏による名訳です。この時代の、詩の日本語訳本は、ほんの2−3冊で選択の余地はありませんが、この岩波文庫本だけでも十分です。これ以上の本は、無理です。呉茂一氏は、学者として権威者だけではなく、美しい古風な日本語を熟知し、それを、表現できる詩的才能も兼ね備えた、稀有な人です。古代ギリシア語の詩を日本語に、詩として訳すのが、どれほど困難なことかは素人考えでもわかります。彼の訳は、天才的とも言える名訳です。 、本の内容は、序曲として、bc14の古代エジプト詩・2ケから始まり(コレ自体・貴重)、ギリシア詩華集の抜粋、古代ギリシア詩人から7人、古代ローマ詩人から3人、中世詩より少々、他、と言う豪華な物です。