COILがこれまで女性ボーカリストに提供した楽曲のセルフカバー。
8曲中7曲が岡本定義の作品(「やわらかな旋律」はbird作詞)で、
佐藤洋介作曲の「ザルで水くむ恋心」(詞は森高千里)以外、
岡本がボーカルをとっている。
杏子よりもガーリーで、元ちとせよりジェントリーなゆるゆるボーカル。
そのゆるさゆえに、いかなるアレンジの曲でも変に合うというか。
宅録巧者なので基本的に器用なのは間違いがない。
しっかし「ハミング・バード」秀逸だなあ、と思ったら、
この曲だけはゲストなしに岡本・佐藤の二人だけで完結していて、
COILさすがだなあ、とあらためて思う。
佐藤洋介も、プロデューサー、ミキサーの仕事が多そうですが、
プログラミングもここまでしますか、できますか、と。
また、岡本の作詞家としての能力の高さは、
「ハイブリッド 愛」(杏子に提供)から
「あなたがここにいてほしい」(元ちとせに提供)の
ふり幅だけ見ても端的にわかる。
昨今の、ブログみたいな歌詞しか書けない若手とは根本的に違うわけです。
これがプロの仕事というわけです。