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ギャルとギャル男の文化人類学 (新潮新書)
 
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ギャルとギャル男の文化人類学 (新潮新書) [新書]

荒井 悠介
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

 君たちは何者か? 一体、何をしているのか? 目的は、何だ----。渋谷に生息する「謎の部族」をフィールドワーク。
 真っ黒な肌、奇抜なメイクにド派手なファッション。ストリートにたむろし、クラブでパーティー----。日本を席巻し始めたギャル文化の象徴「イベサー」を、かつて集団のトップを務めた男がフィールドワーク。数百人のギャルの肉声から、現代の「未開の部族」の内面に迫る。「やっぱり礼儀と学歴は大事」「いかに早く遊んで落ち着くか」など、その奔放なセックス観から意外に保守的な未来像まで、彼らの素顔を大解剖。

・インカレ発チーマー経由イベサー行
・「スーパーフリー」事件の衝撃
・イベサーの組織と活動
・ギャルでも礼儀と学歴は大事
・目的は金儲けよりも目立つこと
・「逸脱とギャップ」という価値観
・ギャルたちのセックス&ドラッグ
・キャバ嬢と風俗嬢----ギャルの明暗
・リスクと問題だらけの社会観
・ストリートが社会勉強の場

内容(「BOOK」データベースより)

真っ黒な肌、奇抜なメイクにド派手なファッション。ストリートにたむろし、クラブでパーティー―。日本を席巻し始めたギャル文化の象徴「イベサー」を、かつて集団のトップを務めた男がフィールドワーク。数百人のギャルの肉声から、現代の「未開の部族」の内面に迫る。「やっぱり礼儀と学歴は大事」「いかに早く遊んで落ち着くか」など、その奔放なセックス観から意外に保守的な未来像まで、彼らの素顔を大解剖。

登録情報

  • 新書: 223ページ
  • 出版社: 新潮社 (2009/10)
  • ISBN-10: 4106103346
  • ISBN-13: 978-4106103346
  • 発売日: 2009/10
  • 商品の寸法: 17.6 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
価値ある一冊 2009/12/9
形式:新書
ギャルとギャル男が集まるサークル「イベサー」を中心に、彼らの文化・行動を体系的にまとめた本です。
確かに他のレビューにもあるように内容はネタ(=オモシロイ話)に寄りがちですが(新書ですし)、
明確なルールが無く慣習的に出来上がった「イベサー」の中身を整理していく本書は紛れも無く文化人類学です。
「イベサー」の地域による違いなど文化的要素でも面白い視点がたくさんありますし、そもそも異文化を楽しむという意味でも興味深い一冊でした。
このレビューは参考になりましたか?
24 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 倒錯委員長 トップ500レビュアー
形式:新書
渋谷センター街などにたむろする、どぎついメイクのギャルと彼女らの対をなすギャル男(お)たち。僕らは彼らを、「なんか知らんけどいつもパラパラ踊ってるだけのチャラチャラした集団」という程度に、自分の世界認識の隅っこのほうに片付けちゃいないか?本書著者は書く、通称「イベサー」と呼ばれる彼ら彼女らの中には、パラパラを踊るグループもあるがそれはほんの一部でしかない、と。このように、ステレオタイプな認識を覆すことにこそ、学問の痛快さがあることをこの本は教えてくれる。

本書はその名の通りギャルとギャル男の生態を追った文化人類学だ。彼らの運営する現行のイベサーが構築されるまでの変遷から、彼らの普段の生活、組織内での位階秩序、引退後の生活、そして彼らの行動原理となる価値観まで、それこそ文化人類学的に、多角的に彼らの「生態」を解き明かしていく。詳しくは是非本書を手に取ってみてもらいたいのだが、興味深いのはやはり、「チャラい」に代表される彼ら特有の3つの価値観。「俺からすればお前ら全員チャラいよ(笑)」といいたくなるところだが、そこには若気の至りを許容する寛大さと、いつまでも女の尻ばかり追いかけていたら他の「サー人」(イベサーのメンバー)から尊敬されないという厳しさが、奇妙にも同居しているのだ。

ユースカルチャーのフィールドワークといえば、90年代に「援交少女」を対象にした社会学者宮台真司による「体を張った」フィールドワークが記憶に残るが、著者も負けてはいない。なぜならこの著者、もとはギャル男もギャル男。なんと某イベサーの代表にまで上り詰めた男である。数年前に引退し渋谷を後にした彼が、取材にて現役の後輩たちを緊張させないようにと髪を染め直し、肌を焼き直し、渋谷の街に「復帰」したというのだから、気合いの入り用がわかる。

また、一般的に言えば不良に当てはまる彼らだけに、黒い世界とのつながりがないわけではない。著者は元ギャル男なだけに、そういった問題点と将来的な課題にも目を向ける。修士論文を元にした力作。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ソコツ トップ100レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書|Amazonが確認した購入
非常に面白い新書だ。確かに「文化人類学」という看板を掲げるほど学術的な深みがあるとは言えないが、しかし特定の「民族文化」を内側から丁寧に記述し理解しようと試みた作品としては十二分に成功していると思う。「イベサー」の発生基盤を系譜学的に明らかにした後、その組織構造やメンバーシップを紹介し、そして彼・彼女らに特有の価値観や美意識や人格類型やセクシュアリティ観や闇社会とのつきあい方や将来への展望などを、その独特の語彙の使用法や際どいパフォーマンスの諸相を分析することで明らかにしていく。単に雑誌記事の分析や数えるほどのインタビューから大上段に「文化」を論じるような「研究書」がこの種のテーマを扱った著作には多いなか、本書が示す堅実なフィールドワークぶりにはとても感心する。
最後の方で著者は、この「チャラい」ストリート文化がもつ社会教育的な機能に論及しつつ、しかし他方で、この文化から発生しあるいは助長されてしまうリスクの存在にどう対処していくべきかを示唆する。この辺りは、「BLEA」というギャル向けの通信制高校&大学サポート校で同種の「族」の若者たちを教育している著者の問題意識や誠実さを感じるところだ(余談だが、この学校のHPに掲載されている「族」の姿や発言には笑ってしまった)。こうした「若者問題」に真っ向から向きあおうとする著者には、研究/教育者として今後もがんばってもらいたいものだと無責任ながらも思う。
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最近のカスタマーレビュー
意外と真面目でクールな人たち
自分とは違う人たちの世界を
描いた作品だったので、
動物園的に楽しめました。

それにしても、中の人じゃないと... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: kenzy
とても面白く興味深い
ギャルとギャル男の世界観について、本書により初めて知ることになった。... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: naomitsu1212
内容が詰まってます
現場に長らく、現役と観察者として身を置き書いた、渾身の一冊といった感じ。これまでの論文の集大成だけあって、中身の詰まり方はそこらの大学教授の本よりもあります。続きを読む
投稿日: 24か月前 投稿者: すがきやらーめんみそかつ
知らない、だけではだめだ。
ギャル・ギャル男といわれる人たちを、文化人類学的視点から分析した本。... 続きを読む
投稿日: 2010/2/11 投稿者: tefu
イベサー社会で生きていくには
本書は、「イベサー」と呼ばれる集団に属するギャルとギャル男のエスノグラ... 続きを読む
投稿日: 2009/11/18 投稿者: 梵太
元当事者が現場に寄り添って研究することの価値を示す。
先入観をもたれそうなテーマ、そして読みやすい文体のため誤解されそうだが、精緻な分析と知見が読みやすくまとめられている。... 続きを読む
投稿日: 2009/10/29 投稿者: atarou
もういいかげんにしてくれないか
... 続きを読む
投稿日: 2009/10/29 投稿者: karenina
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