1巻から4巻まで、シュールを超えた狂気と、それが脱臼した瞬間の居たたまれなさをギャグとして読者をトリップさせ続けてきたこのマンガ。
第四巻後半、「ラストシークエンス」にてそれまでの要素が一つのメッセージに収拾され、ギャグを超えて精神的哲学的な方面に突き抜けます。
ただの引きこもりに過ぎない主人公「竹之進」(この名前の隠喩に注目)が、狂った外の世界を潜り抜け、精神的な「この世の終わり」に直面したとき、作者の込めたメッセージが強く立ち上がります。
そして、一話から最終話まで読んだら、ぜひストーリーをご再読下さい。
なぜ、ラストシークエンスまでの展開がひたすらカオスなのか?
なぜ、登場人物が端から狂っているのか?
作品を〆る「言葉」が結末と世界観の関係を端的に明らかにしています。
作品の中に繰り返し出てくる不思議なキャラにも、各キャラの性格を補足する象徴が反映され、とても深いです。