このような、音楽理論の本はそもそも読者層が非常に限定されるものと思います。それでも、この本はできるだけ多くの人の読んでほしいと思いました。
思いおこせば音楽理論に興味を持った、と言うか、理論がわからないと、楽器を練習するにしても限界があるなと自覚したのは10代も終わりにちかづいたころでした。それから読んだ音楽理論の本は、20冊ちかいと思います。が、どれも、この本がわかりやすく説明してくれていることを説明してくれてはいませんでした。
この本を読んでようやく、ダイアトニックコードのなりたちと、そのスケールとの関連がわかりました。そのような基礎は、他の本ではわかりませんでした。それは決して私の読み方が悪かったわけではなく、そもそもそのような本を書いた本人が、説明すべきこと、教えるべきことを、分かっていなかった、としか考えられません。その点で、この本は画期的です。
30年来の疑問に答えがみつかりました。それでだけでなく、これからどう音楽を勉強、また練習して行けばよいか、少しはかわかったと思います。
この本を10代に読んでいれば、私の音楽人生は違ってものになっていたでしょう。
この本を書いて下さった著者に感謝します。
すこしでも音楽理論に興味あるすべての人に読まれるべき本です。