回りくどい性格の少女と、素直じゃない性格の不死身の青年の恋愛冒険譚。そんな二人の心の成長を描いた物語、ここに完結します……。
回りくどさの無くなった真っ直ぐなキーリ、素直にキーリを愛するハーヴェイがここには在ります。
――人であらざる『モノ』と、人の間には愛が成立する。それが確信出来る素晴らしいフィナーレでした。
人であらざると前述しましたが、私個人はハーヴェイ等不死人はキーリ以上に人間臭い『人間』達なんだと思っています。不死人だって人間なんです!実在したら差別は許しません(笑)!
ハーヴェイ達不死人は不死身になっても、きっと人間になりたい、人間で在りたいと、悩み、足掻いていたのでしょう。そしてある日一人の少女と出会い、ふと自身でも気づかぬ内にちゃんと人間として生きている。人間らしく生きている。彼等自身がそうと気づかぬ内に≪他人≫のために生きるようになっている。
本当に素晴らしいです……。思い返しただけで涙がこぼれます。
小説内における彼の言葉を借りて言わせて頂きます。
『キーリ(この小説)と出会えて、本当に良かった――――』