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それでも笑えるネタがところどころ盛り込まれていたり、どきっとするシーンも満載です。大人っぽくなったキーリに心の自問自答を繰り返すハーヴェイとか(笑)親バカぶり全開の兵長とか(笑
そんな、二人の保護者的存在・兵長にある異変が起こります。
その事に対して、「やはり兵長は成仏させてあげるべきなんだろうか」と思うハーヴェイと、今の幸せを壊したくないと強く願うキーリ。二人の間にまた小さな歪みができてしまいます。
ハーヴェイが鎖に繋がれたり。
新たな仲間が加わったり。
兵長がキーリを駒使いにしたり・・・・
キーリがハーヴェイを守るために、ある一線を超えてしまいます。
かなり壮絶な展開が繰り広げられています。その中で「生きる」ことに前向きさを取り戻してゆくハーヴェイと、愛情が暴走しがちになっている自分に戸惑い気味のキーリが見えてきます。
列車に揺られながらの旅。それは終わりの始まりを予感させるものだった。
この物語の面白さはハーヴェイの内心での突っ込み。括弧を使っている部分が純粋に面白い。今回は記憶喪失した兵長も面白かったが、「貴様ッ!」とハーヴェイに説教するシーンがやはり、いいです。ハーヴェイの気だるさとは裏腹に。
このシリーズもあと二冊ほどで終わってしまうようですが、キーリ、ハーヴェイ、兵長の決意みたいなもの(はっきりとは言わない)が感じられた一冊でした。次の巻が楽しみになれます。
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