表紙が久々の小室哲哉ということで購入。小室哲哉は,現在ソロ・プロジェクトが進行中で,楽曲をiTunes Music Storeを使って,日本だけでなく,アメリカ,イギリスへ向け配信しているとのこと。まったく知らなかった情報なので,是非iTMSで試聴したい。「Winter」「Spring」「Summer」と来て,もうすぐ「Autumn」が完成するとのこと。すべてが完成したら,パッケージ化されるかもしれないので,それを待っても良いかも知れない。また,本文中で小室哲哉が「ヤマハとアメリカ」が自分には潜在的にあると言っているが,所有している機材を見るとどう考えても,Rolandに傾倒している節があるのは私の思い過ごしだろうか。また,小室氏が所有している機材で「オーバーハイムOB・12」というシンセがあったが,非常にデザインが素晴らしく興味を持った。また,「浅倉大介のSynthesizer Wonderland」では,小室氏同様にiTMSの音楽配信について書かれていることが興味深かった。今がそういう時期だということなのだろう。
付属のCDには,Track03に小室哲哉のオリジナル・デモ「城跡の風」という曲が収録されており,短い曲だが,これだけで1,000円分の価値があるんじゃないかと感じた。他も一通り聴いたが,個人的にはまったく必要のないものだった。途中,「これは!」と思う曲があったが,何のことはない浅倉大介が作った曲(Track37,38)だった。少なくとも私にとって小室哲哉と浅倉大介が他とは比べものにならない作曲家だということが,このCDを聴いただけでもよくわかった。価格は1,500円と高めだが,小室哲哉,浅倉大介ファンには価値のある一冊だろう。