メロディからではなくコード進行から作曲するという発想の場合に有用なリファレンス。
コード理論には入り込まずに,コード進行の実例がひたすら載っているので,「オススメ」に合わせて組み合わせれば難しいことを考えること抜きで一曲のコード進行パターンができてしまう。
コードの和声を意識しながらメロディを作っていけばよいので,メロディを先に作ってからコード進行で悩むという作業をせずにすみ,実にお手軽に作曲ができる。
裏を返せば,メロディを先につくる派にはあまり向いてない本である。もっとも,メロディづくり先行の人でも,おいしいフレーズを思いついたものの残りのメロディが思い浮かばないときには使える本かもしれない。
本書は鍵盤楽器向けの図柄で掲載されてはいるものの,コード進行自体は共通なので,使う楽器(あるいは打ち込み?)を自分で心得ていれば流用可能。