タイトルこそ、「キンドルの衝撃」となっているが、
このタイトルから期待する内容としては、ちょっと物足りないのは
他の人のレビューにもあるとおり。
1章でこそ、キンドルの紹介がされるが、2章ではアマゾンの紹介
(というか、ほとんどベゾス氏の紹介)、3章では米の新聞業界の話が
あり、4章では、米の新聞とインターネットと課金の問題、
5章、6章でも、電子書籍についての話が多少はされるが、おまけ程度で
深い考察はない。
この本の原稿が書かれたのは、アップルも電子書籍の分野に
参入するかもしれない、という噂がでているころなので、もちろん
この本に、iPadの話は登場しない。
アメリカの新聞業界についてはよく調べてあるので、
(そのあたりは、さすが米在住の記者という感じ)
そういったことに興味がある人にはおもしろいと思うが、今後の
電子書籍について知りたいと思っている人は、他の本を読んだほうが
いいと思う。