大まかなストーリーは皆が知っているので、どうしても特撮に注目してしまいますが、ドラマも合格点の出来だと思います。スカルアイランドに行く前のニューヨークの描写も嘘臭くささがなく昔の時代設定に自然に入り込めた。
そして、スカルアイランドのシーンは・・・大満足です。コングVS恐竜の場面も凄いですが、恐竜の群れの突進から逃げる場面も迫力があります。前者は主に怪物同士の戦いなのでほとんどCGで作ってしまえばいいのですが、後者は逃げ惑う人間も一緒に描いているため撮影も大変だったのでは?その後、ニューヨークに舞台を移してからは少し失速しますが、飽きさせず長編ながら最後まで見入ってしまいました。CGの利点としてはコングの顔の表情の細かい動きが可能になったことで、CGのコングも演技をしているかのようだった。
ナオミ・ワッツは美しく、ジャック・ブラックが怪演、エイドリアン・ブロディの印象がちょっと薄かったのが残念。
唯一、難点をあげれば、前半のCG満載のスカルアイランドの場面と、後半のラブロマンスの部分で作品のトーンが変わってしまう点で、そういう意味ではスカルアイランドの場面をもう少し短くした方が映画としての完成度は上がったかもしれない。