本作はDVDでも様々なバージョンが発売されており、もとの画質がいいので「ブルーレイはいいや」と考えている方も多いのでは・・・。特典映像も収録されていないしね。それでも、である。映画ファンで、かつ本作が好きなら「何としても買い直しなさい」と言いたい(笑)。HDならではの驚愕の映像力と、飛行機が家の中を飛び回っているかの如き音響効果が凄まじい迫力であり、本当にいい時代に生きていると思う(笑)。これで内容がペケならば評価も半減だが、エクステッド版の3時間、1秒たりとも目が離せない大・大傑作なのだから、2食くらい抜いてでも手に入れるべき価値がある1枚だ。DVDのレビューでも書いたが、ニュージーランドに広大なマンハッタンのセットを立ち上げて製作した本作は、ポスプロまでほとんどがNZのピージャク製作会社で行われており、正確にはアメリカ映画とは呼ばない。NZ=アメリカ合作映画、というのが正解だ。この点だけはハリウッド&LA周辺にこだわるスピルバーグやキャメロンらと異なるところであり、ハリウッド空洞化についての議論も交わされている。まあ、単純に作品を楽しむのならば関係ない話ではあるけれど・・・。ピージャクも尋常ではない映画マニアだから、HD化についても徹底的に修正・補正をしており、まるで3Dのように見えるシーンも多数ある。これを観ないで「キングコング」は語るべからず、というレベルの出来栄えなので、HD環境が整っていれば、とにかく観て欲しいソフトだ。きっとびっくりします!星は文句なしの5つ。