ローカルテレビの金曜深夜に放送されていたMTV。子供の頃、この週一回の洋楽シーンに触れるチャンスがどんなに待ち通しかったことか。
その中でも、MJは群を抜いているのは5歳の僕でも分かった。Bille Jean、Beat it、Thriller、Smooth Criminal etc、どの曲もイントロが始まると画面に喰い付いて観ていた僕だけじゃないと思う。
90年代以降、グランジの台頭で音楽を商業主義に貶めた張本人として批判の矛先を集め、度重なるスキャンダルで失墜していく中で、彼の音楽までもが過度な過小評価を受けたのは悲しい結果です。
僕自信も当時、グランジ、オルタナティブロック、ブリットポップを好んで聴いていたときは、完全に彼の曲には見向きもしませんでした。しかし、数年前にたまたま、実家にあったThrillerを見つけ何気なく聴きました。全9曲を聴き終わったとき、ただ”すごい”としか感想がありませんでした。
彼の音楽が商業主義というなら、今の音楽シーンは何なんでしょう?。とりあえず耳障りの良いメロディーで、数週もすればその存在自体忘れてしまう曲ばかりがヒットチャートの上位を締める状態です。
最近、Fall out boy や John mayer がBeat itをカバーしたように、再評価の流れが出てきたところで、今回のMJの死はとても悔やまれることです。
しかし、これだけは言えると思います。 時代は本物に帰還する。