映画を観ていて、ここでエピソードがカットされているな・・
と思うこと多々あり・・・な映画ですが、
(話によると1時間近くカットされているとか・・)
中世ヨーロッパの寒村の様子、今にも潮の匂いがしそうな
メッシーナの港、そして今は見る影もない、
エキゾチックなエルサレム・・・・と映像が美しいです。
また室内装飾・調度類・ファブリック類、衣装も凝ってます。
(正直私はセビージャのアルカザルを見たいがために観に行きました)
が、タイトル通りボードワンIV世に釘付けになり、
数回映画館に足を運ぶことになりました。(ノートン先生凄いです)
十字軍=神の名の下に侵略・略奪をした集団と考える私にとって
この時代は正直スルーだったのですが、この王をきっかけに
この時代に関する本を読み、さらに歴史への興味を深めました。
主人公のバリアンがヘタレだとか言われますが、
彼の成長する物語なのでむしろ私はヒーローでなくていいかと。
オーランドもなかなかですが、脇役が正直良すぎます。
(出演者をチェックしてください)
またボードワンIV世と同じくらいサラディン役もカリスマティックで
良かったです。
なにより「どんな宗教・国・集団にも善人もいれば悪人もいる」
というスタンスなのが私は気に入ってます。
監督自身も「頭(脳?)を使って観て欲しい」と言っている作品、
昨今の中東情勢を思うとやりきれません・・・。
完全版が観たいので星4つです。