ジューダスの鋼鉄的イメージとFREEWHEEL BURNINGの速さとリフ使いのうまさに魅了されていた時期にMUSIC FOR NATIONSのサンプラーに収録されていたMETAL MILITIAを聴いてなんだこりゃてぶっ飛んだ記憶がある。もちろんメタルゴッドと比較している訳ではなくて、曲としてちゃんと成り立っているのか疑問になるほどのスピード感に圧倒されてしまったのだ。一体何者なんだ?って。速さが琴線に触れまくったのだ。サンプラーの裏ジャケ見ても誰が誰だか分からないし、その後音楽雑誌にメンバー写真が掲載されるも他のバンドと間違えて掲載されていて(これはアルバムを買ってわかった)バンドをそんな扱いになる程の情報量の少ない時代だった。
今ではSEEK〜WHIPLASH等の代表曲やギター音と間違えてしまったクリフのベース音と重量感、バンドをデビューさせる為にJON ZAZULAがMEGAFORCEを設立したなどの逸話もあって、このアルバムの曲をそんなバンドを取り巻いていた背景と共に当時のただただ速い曲を演るバンドと思っていたスラッシュの帝王としてのこのアルバムを懐かしく思う。もちろん20年以上経っても決して色褪せることなど絶対にない若さと荒々しさと衝撃をこのアルバムは刻み続けている。