ナルニア国物語で有名な英国作家、C.S.ルイスがイギリスの一般の人々向けにキリスト教について説いた本です。50年以上前の著作ですがその論理的な展開は現代に生きる私たちにとっても非常に分かりやすく、キリスト教に興味のある方には間違いなくお勧めできます。
この本の中でルイスは、根源的な問題である正と不正から、高度な神学である三位一体論まで、分かりやすい比喩を多量に用いて、しかも非常に強固な論理を組み立てながら説いてゆきます(その筆力に、私は思わずため息が出てしまいました)。訳も不自然なところがなく、読みやすいです。
私はキリスト教求道中ですが、この本を読むことで教義を単なる物語としてではなく、身近なものとして、自分もその中にいるような感覚を得ました。信仰を高めるという意味でも良い本ではないかと思います。