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キリシタン伝説百話 (ちくま学芸文庫)
  

キリシタン伝説百話 (ちくま学芸文庫) [文庫]

谷 真介
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

キリスト教伝来から弾圧、禁教をへて、明治期に禁制が解けるまで、わが国キリシタンの長い受難の歴史に刻印されたさまざまな伝説。それぞれの土地・風土に育まれたそれらの内容は、奇端・奇蹟譚、殉教譚をはじめ、事蹟の伝説から魔術・妖術譚まで幅広く、キリスト教の土着化と変容の姿をとどめている。各地から蒐集した伝説を時代順に配列し、時代背景、関連事項などを詳述した注を付す。歴史と物語をつなぐ接点に誘う労作。

登録情報

  • 文庫: 334ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (1996/04)
  • ISBN-10: 4480082573
  • ISBN-13: 978-4480082572
  • 発売日: 1996/04
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 972,368位 (本のベストセラーを見る)
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By 夜華
形式:文庫
この本に出てくるのは基督教ではなく、あくまでも「きりしたん」である。
というと語弊があるかもしれないが、戦国初期に来航したフランシスコ・ザビエルがもたらし
た基督教が、海禁政策と禁教による弾圧により時代を隔てても物語として語られてきた凄さ。
そして、時代の変遷が土着の伝説と融合して、日本独自の伝説として消化される経緯が興味深い。
話の一つ一つが丁寧に語られており、宗教史だけではない風俗史としてもわかりやすい。物語
としても、基督教に興味がない人が読んでもおもしろく読める好著である。

話の中でキリシタンを虐殺し、死体を投げ捨てた井戸を日蓮宗のお寺が管理しているという話
があるが、お寺の住職が「キリシタンであろうと誰であろうと亡くなった人を弔うのは住職の
勤め」と語られ、井戸には花が手向けられていたという話が印象に残った。
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