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キラー・インサイド・ミー [DVD]
 
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キラー・インサイド・ミー [DVD]

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登録情報

  • 出演: ケイシー・アフレック, ケイト・ハドソン, ジェシカ・アルバ
  • 監督: マイケル・ウィンター・ボトム
  • 形式: Color, Dolby, Subtitled, Widescreen
  • 言語 英語
  • 字幕: 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 2.35:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: Happinet(SB)(D)
  • DVD発売日: 2011/09/02
  • 時間: 109 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B00511ITYW
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 13,831位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容紹介

名匠マイケル・ウィンターボトムが呪われた異端のノワール作家として名高いジム・トンプソンのクライム・ノベル「おれの中の殺し屋」に驚嘆し、自ら映画化権を獲得。
『ジェシー・ジェームズの暗殺』でアカデミー助演男優賞候補になった若手実力派俳優ケイシー・アフレック。そしてジェシカ・アルバ、ケイト・ハドソンという魅惑的なミューズの参加を得て、禁断の暗黒小説が持つ激愛と狂気の沙汰をスクリーンに焼き付けた。

「間違いなくアメリカ文学の傑作であり、『白鯨』や『ハックルベリー・フィンの冒険』と肩を並べる作品である。」
スティーヴン・キング

「私が出会った中で最高の、身も凍るような犯罪小説。」
スタンリー・キューブリック

【ストーリー】
田舎町の保安官助手ルー・フォードは、物腰が柔らかくて愛想がいいと評判の青年だ。長年連れ添っている町一番の美人教師エイミーとの恋愛も順調である。しかしある日、取締りの一環で出会った娼婦ジョイスとの激しいセックスが引き金となり、20年間眠っていた悪夢のような衝動が、目を覚ました。過去の復讐も絡まり、ルーが次々と引き起こす怪事件。思いもよらぬ切り札を用意した捜査チームに追い詰められるルーの歪曲した自己破壊が今、始まる ―

【キャスト】
ケイシー・アフレック、ケイト・ハドソン、ジェシカ・アルバ、サイモン・ベイカー、ビル・プルマン

【スタッフ】
監督:マイケル・ウィンター・ボトム、原作:「おれの中の殺し屋」ジム・トンプソン著、脚本:ジョン・カトラン

【映像特典】
インタビュー集(ケイシー・アフレック/ジェシカ・アルバ/ケイト・ハドソン)
劇場予告篇(日本版 / オリジナル版)
キャスト・スタッフ プロフィール(静止画)

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

マイケル・ウィンターボトム監督が、ジム・トンプソンのノワール小説を映画化。田舎町の保安官助手、ルーは誰からも好かれる青年。しかしある日、取締りの一環で出会った娼婦とのセックスが引き金となり、悪夢のような衝動を目覚めさせる。


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17 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 才人監督、雑貨屋のドストエフスキーに挑む, 2011/6/1
By 
Bo-he-mian (神奈川県) - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: キラー・インサイド・ミー [DVD] (DVD)
まず始めに、この映画は観る人を選ぶ映画だ、と言っておかなくてはいけないと思う。原作ジム・トンプスンのファンならOK。しかし、人間の心の暗い部分を暴きたて、肌の下に潜り込み神経を逆撫でするような映画は苦手、という方にはオススメできない、と。それを前提にしたレビューになります。

ひょっとしたら、主人公ルー・フォードの狂いっぷりは、小説よりも映画の方が上かもしれない。
そんな風に思わせるくらい、ケイシー・アフレックのハマり具合はハンパじゃなかった。

「なるほど、こいつがルー・フォードか・・・!」
原作を読んでいて、知っていたつもりだったが、何と言うか・・・新聞記事で読み知っていたウワサの殺人鬼に、ついにご対面してしまった、そんな感慨があった。もう最初に結論を云ってしまおう。こいつは最高のジム・トンプスン映画だ。

当初、こんな書き出しをする予定だった。「問題はただひとつ、ジム・トンプスン映画になっているかどうかだ」。そんな言葉は愚問もいいところなのでやめた。最高だ。最高にCRAAAAAAAAAZY!
ソウル・バス風デザインのオープニングにかかる、リトル・ウィリー・ジョンの「FEVER」からもう脳みそをトンプスンワールドに持っていかれる。あとはひたすら全篇、トンプスン臭をまき散らしまくり。全身に染み込んでもう少しで還ってこれなくなるところだった。おかげで翌日、ジーンズを洗ってしまったぐらいに(臭かった)。

原作者ジム・トンプスンは1950〜60年代を中心にダイムストア(安物雑貨屋)で売られていた“読み捨て”ペイパーバックを書き散らしていた「パルプ・ノワール」の作家。
「心の潰瘍をさらけ出し、邪悪な衝動を告白」する主人公の赤裸々な内的葛藤を描いた物語群は評論家ジェフリー・オブライエンによって「ダイムストア・ドストエフスキー」と命名され、'80年代半ばに再評価。わが国でも世紀末が終わろうとしていたまさにその瞬間、たて続けに邦訳刊行され、ミステリー・ファンの間でブームを巻き起こすという、うれしい事態となった。

トンプスンの映画化作品は、幸福なことに傑作が多い。「ゲッタウェイ」「セリ・ノワール」「アフター・ダーク」「グリフターズ」・・・しかし、一方でほとんどの映画は、監督のカラーに染まってしまい、トンプスン色が薄れてしまうのが残念なのも事実だ。トンプスン小説の中にのたうつ、あの「狂気」の肌触りが消えてしまうのである。
「キラー・インサイド・ミー」(原作邦題「おれの中の殺し屋」a.k.a.「内なる殺人者」)映画化!の報を聞いたとき「やった!」という喜びの一方で「ところで、誰がカントク?」という不安がファンの頭の中に誰しもよぎったのではないだろうか。
しかし、その不安は見事に雲散霧消した。ジャンルやスタイルに捉われず、実に器用に映画を撮り続けている才人、マイケル・ウィンターボトムは、今回の映画化にあたって、自らトンプスン・ワールドに「隷属」したとしか思えない。
「私にとって興味深かったのは、トンプスンが“人は破壊する”という観点でこの世界を描いていることでした。それは全てを心理学的に説明することはできない・・・こういうことは“ただ起きてしまう”ということでしか説明できないのです」
オーケイ、マイケル。あんた最高よ。

本作の主人公、保安官助手のルー・フォード(ケイシー・アフレック)は、ものごしが柔らかく愛想のいい、評判の青年。しかし、彼の心の奥底には「もう一人の自分」が眠っている。そしてある事をきっかけに、それは目覚めてしまい・・・

原作は、主人公の一人称の視点で語られる。その言葉は正気か狂気か・・・?読者は語り手ルー・フォードの「かたり」に用心しながら読み進めなくてはならない。
一方映画では、時おり主人公のモノローグが挟まれはするが、観客は基本的に「客観」的に描かれる主人公の姿と行動を見ていく事になる。
その「何を考えているか判らない」ルー・フォードの表情、物腰。コワイ・・・コワイよ!
そして突然、何の前ぶれもなく爆発する暴力。その暴走っぷりは見ていて背筋が寒くなる。
他のレビュアーの方が指摘している通り、その描写は直接的で、しかもけっこうしつこい。特にジェシカ・アルバの顔を殴り続けるシーンは正直、観ている筆者も映画だと知りつつも、顔をしかめてしまった。アメリカのハードボイルドや犯罪小説を日本に紹介し続けてきた小鷹信光氏も、この映画の暴力描写は苦手だというような事を滝本誠氏との対談でおっしゃっていた。なのでそうした描写が苦手な方は、重ねて言うがこの映画の鑑賞は避けた方がいい、と言わせて頂く。映画の「狂気」にシンクロできる、あるいは大抵のものは笑って流せる方のみの鑑賞に限った方がいい、と思う。

ストーリーは原作にほとんど忠実に作られている。しかし、映画であるがゆえに小説との微妙な差異があり、その差異が演出・演技ともに見事な狂気の描写につながっているのである。
まさにこれぞ、映像作品となった純度100%のトンプスン・ワールド!
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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 なんてことしてくれたんだ。, 2011/9/11
レビュー対象商品: キラー・インサイド・ミー [DVD] (DVD)
久々にサスペンスで怖いと思う素晴らしい作品に出会えました。
主役のケイシー・アフレックの演技も秀逸なのはもちろんですが、
巨匠ジム・トンプソンの原作としても最高ランク作品の映画だと思います。
また流れる曲もとってもいい曲が多いので作品をさらに引き立てます。
ラストシーンで音楽と共にレビュータイトルの字幕が出たときは今まで続いた緊張感が一気に解け解放されます。中だるみせずテンポよく楽しめる作品です。
万人向けの映画ではありませんが、もしサスペンス映画で最近
いい映画に出会えていない方は是非一度御覧ください。
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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ジム・トンプソンイヤー最大の記念碑, 2011/9/9
レビュー対象商品: キラー・インサイド・ミー [DVD] (DVD)
 ついに来ました、「おれのなかの殺し屋」あらため「キラー・インサイド・ミー」が待望のリメイクいやリカヴァリー(復権)っ!!

生前ではあまりにも時代を先読みしすぎた世界観と作風、感性がアダとなり本人曰く「俺は死んでから大体10年位して有名になる」と言い切りひっ

そりと世を去った幻の作家ジム・トンプソン。

 それから20年(ここがミソ)、タランティーノやスティーブン・キングなど時代の旗手達がこぞって「なんだコイツ、すげぇ」と賞賛しまくり

再評価開始、そうついに彼が、いや彼に時代が追いついた瞬間であります。

その記念碑といっても過言ではないのが代表作「おれの〜」であります。

 実を言うとあのスタンリー・キューブリックがこの作品に惚れ込み映画化を試みるも挫折(その代わり「現金に体を張れ」の脚本に抜擢したとい

う経緯があります)その後バート・ケネディ監督ステイシー・キーチ主演で映画化するも試写会であまりにも想像とかけ離れた仕上がりに失望して

黙りこくってしまったと言うエピソードがあり、以降中々陽の目を見ずに作者同様埋もれていってしまいました。

しかし心の暗部を生々しく描く作品が普及している今の時代(それはそれで問題ありなのかも?)のお陰で実にリアリティと情緒に溢れており見てい

て吸い込まれそうになるほどの仕上がりです。

 もしもジム・トンプソンが存命だったら間違いなく「これだよ、これ」と言うでしょう。

ちなみに「おれの中の殺し屋」の姉妹作である小説「荒涼の町」には少し設定を変えてルー・フォードが再登場します。

もしも映画を見て興味が湧いたらそちらも是非お勧めします。
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