5人の監督による「殺し屋」をテーマとした短編オムニバス映画。
1話あたり15~20分程度なので、よりその監督の作家性が仄見えて面白い。
■第1話/Pay off 監督・撮影(!) きうちかずひろ
■第2話/CANDY 監督 大川俊道
■第3話/PERFECT PARTNER 監督 辻本貴則
■第4話/KILLER IDOL 監督 河田秀二
■第5話/.50 Woman 監督 押井守
第4話がちょっと辛かったですが、他は皆低予算っぽい映像にも関わらずかなり楽しめました。眠れぬ夜に酒チビチビ呑みながら観るのに最適です。
本業は漫画家(BE-BOP HIGHSCHOOL)のきうち氏の第一話が予想以上に良かった。以前監督した別な作品を観てみようと思わされました。
第二話CANDYのOLから勘違いで転職した妖艶な女殺し屋の話もよかったのですが、いかんせん展開が予想通り。第三話の、凄惨な場面の後に関西弁で交わされる漫才のような軽妙な会話のインパクトの方が上でした。(この二人本職のお笑い芸人さん?)
第四話はクレクレタコラでしたねということで。
ラストは押井守の「.50 Woman」(ハーフウーマン)。50口径のハーフとニューハーフをかけてあるとは下のレビュー見るまで気がつかなんだ。どこぞの女優さんだとばかり思ってました。 狙撃待機中に女スナイパーが黙々と食べるパン、おにぎり、ミネラルウォーター等のコンビニ食品。まだ喰うんかいと突っ込みいれたくなるその量と、食べる度に黒バックに字幕でいちいち表示される商品名・生産工場・価格といった意味のない情報が盟友川井憲次のスリリングな音楽とあいまって、妙なおかしさと妙な緊張感を生み出します。
ターゲットは制作費20億円を横領した疑いが持たれているアニメプロデューサー鈴木敏夫(演じているのが本人なのが笑える。スタジオジブリの辣腕プロデューサーです)