欲張りなことを言わなければ、これほど便利なプリンターもありません。
PCにつないでウェブページや文書を印刷したり、コピーをとったり、ダイレクトに
デジカメで撮った写真を印刷したりという用途が主、というライトなユーザーには
非常に使いでのあるプリンターです。
(USB、CF、SD、メモリースティック、MMCの各スロットを装備)
4色インクで維持費が安く、コピーはモノクロでもカラーでもけっこう早い。
ダイレクトフォトプリントもまあまあ早く、色合いも不可のない仕上がり。
前面給紙機能やダイヤル操作も非常に使いやすく、カラー液晶パネルも小さいけど
非常に精細、筐体の仕上がりにもチープさはありません。
ただ、ちょっと突っ込んだ使い方をしようとすると、困ったことになります。
MacOS XのフォトショップCS2で作ったデータを印刷、あれ、画面と色合いが違う…
調整しようとしても、印刷プロパティのなかに仕上がりを微調整するメニューを
見つけられない!
ようやく用紙設定ほかの調整メニューを見つけたのは約20分後。
印刷画面の最後の最後に、とあるボタンをクリックするとタブとして開くのでした。
その上どんなに調整したつもりでも、結局刷ってみないとわかりません。
傾向としてはすっごく「濃く」印刷され、理想の色合いにたどりつくまでに用紙を
10枚弱は無駄にしてしまいました。
このほか、ディスクレーベル印刷機能がなかったり、スキャンではdpiの低い
「雑誌 カラー」でもA4で2〜3分かかったり、同じスキャンの「雑誌 グレー」
指定では、そこそこ早いながらアミかけ図版混在の紙面の場合、コントラストが
非常に薄めに画面出力されちゃったりなど、うーむちょっとね、という部分が
多いんです。
あんまり考えずに使う大多数のユーザーにはオススメ、印刷をじっくりやりこむ
一部のユーザーにはもっと上位のプリンターをどうぞ、ということで☆4つです。
【補足】
このプリンタのインクタンクは変則で、カラーの3色はBCI-7e(C、M、Y)ですが
黒のみBCI-9BKを使用します。ですから、BCI-7eの4色マルチパックを買うと黒が
ムダになりますのでご注意下さい。