このCanon CT-30は、時計・カウントアップ(一秒刻みストップウォッチ)・タイマーの三つの機能を、同時に稼動させる事ができます。
稼働中の表示切り替えもボタン一つ。また、タイマー入力も、0〜9の数字キーでダイレクトに時間を入力できて便利。
タイマーは、9時間99分99秒まで入力できます。つまり、10時間40分39秒までの範囲で自由にアラームをセットできるという事です(姉妹品の
Canon CT-20と同じ仕様)。
資格試験には制限時間が2〜3時間なんてものも多いですから、タイマー設定の自由度が高いだけでも、他の製品に比べてお買い得でしょう。
ただ、目覚ましとして使用するには、音が弱いと思いますのでご注意を。
操作音についてですが、基本的に、どのキーを押しても「ピッ」と大き目の音が出ます。なのでこのままの状態では、試験会場等には持ち込めません(どのキーも押せず、折角の機能が使えません)。
音を消したい方は、他のレビュアー様が書いておられる「内部の配線をカットする」方法を取るしかないと思います。
手軽に携帯できるので、思い切ってもう一台購入して、うち一台は配線を切り、受験会場専用仕様にしようかな……と思っています。
卓上では、約30度の傾斜角をつけることができます。裏側にはマグネットがついていて、冷蔵庫等にペタンとくっつきますので、台所で煮込み料理の火の番にもよく使っています。
姉妹品のCT-20(こちらの方が安い)がありますが、比較してこのCT-30は、何といっても液晶画面が大きい所がポイント。
液晶部分のサイズは約(横)6×(縦)2センチ。届いてみて、「文字、でかっ!!」と思いました。見易さ抜群ですが、液晶部分にここまでのサイズが必要でない方は、CT-20でも宜しいかと思います。
私は、液晶部分の大きさを決め手にこちらを選びましたので、CT-20とCT-30のどちらを購入しようか迷っておられる方へのご参考になれば幸いです。
■注意点(追記:2012.2.29)■
新しい電池に入れ替える際、以下の不具合が生じる可能性があるのでご注意下さい。
1.電池を入れた後、フタが閉まりにくい(電池が斜め上に出っ張ったまま、押し込んでも直らない)
2.新しい電池なのに、フタを閉めた後、電源が入らない(液晶画面が真っ白&キーを押しても音が出ない)
必ず、「購入後1年以内」に、一度電池を出し入れし、「フタが閉めにくい」「電池の収まり方に違和感」「電池を入れ直すと電源が入らない」といった不具合がないか、
確認した方が宜しいでしょう。もしそれらが認められた場合、直ちにCanonに連絡し、無償交換してもらって下さい。「購入後1年以内」の「無償修理の期間中」にです。お早めに!
私は、上記1〜2の困った状態に陥りましたので、大変長くなりますが経緯を追記致します。
本製品の取扱説明書に記載されている「電池寿命」は「1年間」です。
私の場合、2010年12月に本製品を購入し、「1年と3ヶ月」後に電池が切れ、入れ替えの際に上記2点の不具合が発生。しかし、保証書にあるように「1年」以上経過すると、無償修理の対象外です。
仕方なくケース裏のねじを外し、パカッと開けて中の様子を調べ、しばらくダメモトでいじくった結果、「電池収納部分のバネ(電池に接触する金属部分)の成型が甘く、これが全ての元凶」と判明。
たまたま私が不良品を引き当てたのかも知れません。が、ご購入の折には、ぜひ一度、電池収納部分の蓋を外し、再度電池がきちんと収まるか、ご確認なさる事をお勧めします。
私の場合、保障期間外なので、無償修理の対象にはなりません。
そこで、やはりダメモトで、電池収納部分のバネを、先端の細いペンチでグニャグニャといじくり、「しっかり電池がホールドできる(斜め上に出っ張ったりしない)状態」に変形させてみました。
すると、無事に電源が入り、液晶画面が完全に復旧。「やった〜」。しかし。
まぬけな事に、ケースをはずして内部をいじくっている間、スピーカ部分のハンダ付け箇所につながっている赤コードのうち、1本の末端(銅線部分)が切れ、音が出ない状態に。
結果判明しましたが、消音にしたい際は、本体裏側のネジ4本を全て外し、裏ブタを開けて出てきた赤いコード2本(コード類はこれしかありません)のうち「いずれか1本」を切ればOKです。
また、無音状態を復旧するには、切ったコードの端同士のビニールを少しむいて、裸銅線をからませて1本につなぐと、元に戻ります。非常に細いコードですので、ビニールをむく際、細心のご注意を。
(しかし、「万が一の方法」としてお考え下さい。面倒くさく、スイッチのように手軽に切り替えるようにはいきませんので。)
加えて、内部に手を加える際、スピーカの出力部分にハンダ付けされた、2本の赤コードの末端の銅線が切れやすい場合があります。
私の場合、見事に1本「ぷっちん」とやらかてしまいしました。が、切れたコードの端のビニールをむき、出した銅線をハンダの上にセロテープ(!)で貼り付けたら、音が出るようになりました。
繰り返しますが、本製品の電池収納部分に使用されているバネには、接触不良の不具合がある可能性があり、それを放置しておくと電池入れ替えの後、使用不能になる恐れがあるので、要注意です。
ですので、必ず「購入後1年以内」の期間中に、一旦電池を外し、再度電池を入れ直してみて下さい。
その際、違和感があったり、フタが閉まらなかったり、液晶表示が消え、キーを押しても無音状態であれば、直ちに不良品としてCanonに連絡し、無償交換してもらって下さい。
私のように、自己責任で、電源部分のバネをいじくり回して直してしまう方法もあります。が、これは私が過去に、こうしたバネの製造メーカーに勤務した経験があったので、たまたまできた事です。
交換前に内部を勝手にいじくると、「無償交換の対象外」になる危険性が非常に高いので、なさらない方が賢明かと思います。
とにかく、「電池収納部分の接触不良」の一点だけ!!ご注意なさって下さい。購入1年3ヵ月後に判明した事なので、遅いご報告になりましたが、ご参考になれば幸いです。
こうした経緯から、星を-1とさせて頂きます。
ほんとに、電池接触部分のバネ成型はなっていなかったぞ、Canon!!…Made in Chinaだから、製品管理に甘さが出てこういう事態になってしまうのかもしれませんが、非常にがっかりさせられました。