7Dの基本的な機能設定やモードの使い方などを網羅して解説説明されているし、主な純正およびレンズメーカーのレンズについても解説されており、これから7Dでシステムを組んでいこうという人にはお勧めかもしれない。ただ、すでにEOSシリーズを使っており7Dの進化の部分に魅力を感じて買い替えや追加購入した人にとっては、少し物足りない内容かもしれない。私自身は後者であり、もう少し突っ込んだ内容を期待していた。
たとえば、7Dのメカ部分でのもっとも大きな進化のひとつはAFシステムであるが、AFエリアの設定やAFモードの設定までは記載があるが、この程度はほとんど40Dなどの延長であって何もこの本を読むほどのことではない。むしろAIサーボ時の被写体追従敏感度だとか測距点選択特性などといった新たな設定項目について、被写体別にどんな設定がお勧めであるかとかがむしろ知りたい。また高画素かつ高感度化に進化した映像部分でも大まかなセッティング例は一部記載があるが、ノイズリダクションのかけ方やライティングオプティマイザなどの細かな設定や組み合わせなど目的別にどのようなセッティングが向いているのかなど、もう少し細かく突っ込んで書いてあると自分でセッティングを追い込んでいくときにも効率よく作業が進むと思うのだが…