内容紹介
ドラッグに溺れながらも究極の愛を目指す二人。2006年ベルリン国際映画祭を賛否の渦に巻き込んだ愛の問題作、いよいよリリース!
互いに愛し合いながらもドラッグに溺れて転落していく男女が辿る真実の愛への長い道のりを、赤裸々かつ繊細に描いたドラマ。主演は「ブロークバック・マウンテン」のヒース・レジャーとオーストラリア期待の新星アビー・コーニッシュ。原作は詩人でもあるルーク・デイヴィスの同名小説。監督は舞台演出家として世界的な実績を持つニール・アームフィールド。 詩人志望の青年ダンは、画家を夢見る美女キャンディと出会い恋に落ちる。ダンがヘロイン常用者だったことから、ほどなくキャンディもドラッグの世界にハマっていく。やがてキャンディは、ドラッグを手に入れるため街頭に立ち身体を売り始める。そんな彼女の決意を、ダンは黙って受け入れることしかできない。ドラッグとセックスの刹那的な生活を送りながらも、確かな愛を疑わない2人だったが…。
◆2006年ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品
◆2006年オーストラリア映画批評家サークル賞最優秀主演女優賞受賞/最優秀助演男優賞受賞
◆2006年オーストラリア映画協会賞最優秀脚色賞受賞
◆2006年オーストラリア脚本化協会賞最優秀脚色賞受賞
◆2007年6月日比谷シャンテ・シネ、渋谷シネアミューズ他全国劇場にて公開
〈スタッフ〉
監督・脚本:ニール・アームフィールド/原作・脚本:ルーク・デイヴィス/撮影:ギャリー・フィリップス(『ポエトリー/セックス』)/プロダクションデザイン:ロバート・カズンズ/衣装デザイン:ジョディ・フリード/編集:ダニー・クーパー/音楽:ポール・チャーリアー
〈キャスト〉
ヒース・レジャー(『ブロークバック・マウンテン』)/アビー・コーニッシュ(『プロヴァンスの贈り物』『エリザベス ゴールデン・エイジ』)/ジェフリー・ラッシュ(『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ)/トニー・マーティンノニ・ハズルハースト
Amazonレビュー
家族から見放された孤独な詩人ダンと画家志望のキャンディは愛し合うカップルだったが、ふたりともドラッグ依存症だった。薬でハイになっている日々は、楽園のようだったが、やがてお金が底をつき、キャンディは娼婦として働き始める。そんなふたりが結婚、妊娠…。ふたりは子供を授かったことで麻薬をやめる決心をするが、その後、禁断症状に苦しめられ、そして悲しい現実に直面する…。
『ブロークバック・マウンテン』の名演で一世を風靡したヒース・レジャー主演作。詩人と画家のカップルはドラッグに溺れることがとてもロマンティックなことだと考えているが、映画はそんなふたりの社会性のなさ、幼さ、その行為がどんなに人間をおとしめる行為かというのを、厳しく捉えている。甘えた幼い愛から、ふたりが大人になってゆくプロセスは壮絶だが、ラストはふたりの再出発を予感させ、希望の光に満ちていて、切なくも美しい。ヒースはもちろん、キャンディ役のアビー・コーニッシュほかジェフリー・ラッシュなど俳優たちの名演も一見の価値ありだ。監督は舞台の芸術監督出身のニール・アームフィールド。(斎藤香)