キャリア教育は今学校での流行ことばだ(現場ではなくお上からの流行らせことばといったほうが良いかもしれないが)。
今まで、私はキャリア教育はフリーターやニート減らしのための就労指導だと感じていたためあまり乗り気ではなかった。だが、本書を読んで、子どもたちにとって、キャリアデザインという考え方を身につけさせて社会へ送り出すことは重要な事だと感じるようになった。
『仕事にはその分野で必要とされる専門力以外に、すべての仕事に共通する基礎力があり、基礎力はどのような仕事に就いていても身につけることができる。』この辺りはおもしろくないからと早々に離職する若者や、やりたい仕事じゃないからと就職しない若者に是非知ってもらいたい部分である。
また、女性にとってキャリアデザインがいかに重要なのかもアンケート調査などを示して解説してあり、出産前後のキャリアに対する意識のゆらぎなどは興味深いデータであった。