言うまでも無く日本語初のロックグループ「はっぴいえんど」解散後に出来たバンドである。アルバムの題になっている「キャラメルママ」は幻のバンド名である。はっぴいえんど解散後結成されたが、一枚のアルバムも残さず分裂、このティンパンアレーとなった。今から30年ほど前の事だ。私は、このキャラメルママが演奏した曲をたった2曲だが、テープに残してあり、今や宝物中の特品だ。今回、このティンパンアレーのCDがオリジナルテープから発売されるにあたって、非常に嬉しく、是非、多くの方に聞いてもらいたいと切望せずにはいられない。まず、そのそうそうたる顔ぶれを見て欲しい。今をときめく松任谷由美、松任谷正隆、大貫妙子、細野晴臣、高中正義、後藤利次、林立夫、斎藤ノブ、矢野顕子、南佳孝、書かれていないが、間違いなく参加しているファンキーな声は吉田美奈子、そして素晴らしいギターテクニックを披露している鈴木茂、等々。今日、これだけのアーティストが参加しているアルバムが、一体、あるだろうか?今から25年以上も前に、この音、このセンスで演奏できるバンドが日本にも有ったのだ。ちなみに5は細野晴臣のソロアルバム「HOSONO HOUSE」からの抜粋、9も別のアルバムからの抜粋である。