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キャラクター小説の作り方 (角川文庫)
 
 

キャラクター小説の作り方 (角川文庫) [文庫]

大塚 英志
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (51件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

あらゆる物語入門者へ贈る、物語の仕組み!
魅力的なキャラクターとは? オリジナリティとは何だろう。物語を書くための第一歩を踏み出すための12講。書き下ろしの補講を2講収録!

内容(「BOOK」データベースより)

キャラクター小説とは何か/キャラクターとはパターンの組み合わせである/架空の「私」の作り方について/キャラクターは「壊れ易い人間」であり得るか/物語はたった一つの終わりに向かっていくわけではないことについて/お話の法則を探せ/「世界観」とはズレた日常である/主題は「細部」に宿る/近代文学とはキャラクター小説であった あらゆる「作者」と「読者」のための最も実践的な小説論。

著者からのコメント

 至ってシンプルに言ってしまうなら、本書は「小説の書き方」についての徹底した実用書であると同時に、もっとも新しく、かつシリアスな文学論として書かれています。キャラクター小説という語は聞きなれないと思いますが、それはリアリズム的な手法に基づき「私」を描く「私小説」の対局にあって、アニメやコミックに直接的な起源のある、非リアリズム的手法で「キャラクター」を描く小説を意味します。それじゃあ、これはキャラクターを書く小説、つまりライトノベルズのノウハウ本なのか、といえば、そのような期待にはきっちり応えつつ、しかし、キャラクター小説の起源を本書は清涼院流水も『ロードス島戦記』も新井素子も飛び越えて、田山花袋の「私小説」に求める、という飛躍を試みます。つまり、キャラクター小説の書き方を追求していくうちに「私小説」もしくは近代文学の「本質」が結果として理解できてしまう仕掛けとなっています。無論、ネット上の濃い読者のために申し添えるなら、佐藤友哉を始めとする、ミステリーやジュニアといった既存のジャンルでデビューしたものの、どうにもそのジャンルの定義からはみ出してしまう若い作家たちが、何故、同時多発的に出てきて、彼らの「新しい現実」を描く小説がどこにいくべきなのか、という問題に彼らの固有名には一切言及しないで論じている、という言い方も出来ます。いずれにせよ、相手が望む流儀に従っていかなるダンスをも躍ってみせるのがプロレスラーであるように、あるいはシューティングさえもプロレスであるように、本書は実用書であることと文芸評論であることを当然のこととして引き受けます。--大塚英志
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

大塚 英志
1958年生まれ。まんが原作者、批評家。『多重人格探偵サイコ』などまんが原作者としての「本業」の傍ら、大学・大学院などで創作理論についての講義を持つ。神戸芸術工科大学教授。東京芸術大学大学院非常勤講師。批評誌『新現実』主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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