絵を描くときに、どうやって描くか、ではなく
何を描くか、を示してくれる本。
手取り足取り教えてくれる優しさはなく、
こうやれば誰でも簡単確実にイラストが描けるという技術指南でもなく、
安倍吉俊というフィルタを通して、絵を描くこと自体を、
絵を描く以前の心構えも含めて、語りかけてくれる、そんな本。
レイヤー重ねのテクニック、効率的な影の塗り方、エトセトラエトセトラ
「こうすれば上手く描ける」技術を求めている人には、オススメしない。星0個。
画面の構図の作り方、世界の見せ方、色と色との響きあいの感覚、
そういう「絵を描きたい」人には、星5個以上でオススメ。あなたの創作の糧となり、
指標となる言葉とイラストが、一杯詰まっています。熟読すれば、
きっと絵を描きたくなるので、存分に筆を動かしてください。