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キャベツの新生活 (講談社文庫)
 
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キャベツの新生活 (講談社文庫) [文庫]

有吉 玉青
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

愛するココロ 生きてるアカシ
君を愛せなくなって僕のニューライフは始まった。

キャベツ、キウイ、夏帆――0から無限大へのラブストーリー
透明感のある清清しい筆致で描く書下ろし恋愛小説

人は生きていても死んでいることがあります。
彼らは、深夜のコンビニや無機的なビルの立ち並ぶ、
未来都市さながらの臨海副都心、
楽しすぎる遊園地などに出没するようです。
そこには死んでいる人もやってきて、
人と関われずにさまよっています。
愛し方を忘れてしまった人たち。
彼らが出会い、それを思い出したとき――。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

出張から帰ってみると、思い出がたくさんつまった自分の部屋がきれいさっぱり消えていた。そんな衝撃的な経験をした青年は、戸惑いながらも0からの新しい生活をスタートする。恋人との別れ、コンビニで出会った女の子との同棲を経験し…。愛し方を忘れた恋人たちが織りなす、ちょっとせつない恋愛小説。

登録情報

  • 文庫: 331ページ
  • 出版社: 講談社 (2005/10)
  • ISBN-10: 406275200X
  • ISBN-13: 978-4062752008
  • 発売日: 2005/10
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 361,587位 (本のベストセラーを見る)
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
主人公が出張から帰ってくると自宅アパートが無くなっているという衝撃的な事実から物語はスタートするのだが
その反面、物語は主人公の性格のように、ゆったりとした時間が流れていて読んでいて非常に気持ちがいい。
待ち合わせの時間つぶしにちょうどだろうと軽い気持ちで読み始めたのだけれど、この本を選んで正解だったと思った。

しかし、僕はいまだにこの小説の余韻から逃れられないでいる。
こんなにも、せつない恋があるのだろうか。
愛し方を忘れてしまった人や、愛されることに不安な人に読んでもらいたい。

このレビューは参考になりましたか?
By K
形式:単行本
シンプルで都会的なライフスタイルに身を置きながら、
人を傷つけないやさしさを持つ“キャベツ”という主人公に癒されます。
それはキャベツが、人の話を「聴く力」があるから。

「キャベツといると、人の好きになり方を思い出せそう」というキウイ。
日を追うごとに愛されていたと実感する夏帆。

その言葉、ふるまいが、仕事に疲れた深夜の頭に
やさしいヴェールとなって包みこまれるような余韻が残り、
眠る前は傍らにこの本を置いて、
少しずつページをめくっていくことが日課となりました。

単なるラヴストーリーに終わらせない、
結末の意表をついた構成。
主人公の、生きている痕跡を残さないような
簡素な暮らしぶりの意味が最終章で理解できます。
タイトルの「新生活」が何を指すのかも。

表紙に描かれている抽象画も
この作品の心憎いキーワードになっています。
このレビューは参考になりましたか?
形式:文庫
先日も読書がしたくなり読みました。3回目です。読むたびに作品の奥深さがわかります。インテリアが好きなので作品中に出てくる名作家具の場面など興味深かった。文章全体の描写の雰囲気が次々と不思議なくらい浮かび、洗練された映像美を観ているようで、テレビなどで視覚的に放送してもらいたいと密かに思っています。愛することと愛されることの大切な真実を教えてもらった気がします。
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