ネタばれ含みます。
アベンジャーズに続くコミック物の映画として、大変におもしろい。
タイトルにはアメリカがつくが、アメリカ万歳といった要素はない。むしろ主人公は、好戦的なアメリカという国家に疑念を持ち、自分の信念で敵と戦っている。たとえば、主人公を超人たらしめた科学者は、国家万歳といった若者ではなく純粋な正義感をもつ者こそ、この力を得るにふさわしいと、主人公を選んだし、主人公は自分を見世物のように扱う国家の方針に反旗を翻し、これぞアメリカ軍人といった上司に逆らい仲間を救出に行く。そしてその後、敵と戦う主人公のチームの主軸はフランス人や日系二世となっている。
それだけ、脚本家が観客にアメリカ万歳を感じさせないように工夫をした結果なのだろう。
この映画は国家を利用し私利私欲のために世界を滅ぼす力を手に入れようとする男から世界を救うため、国家を超えて戦う男の物語なのだ。決してアメリカ正義!といった内容ではない。
それにしてもこの映画のラスト、僕が気になるのはキャプテンアメリカの初デートの行方だ。アベンジャーズではっきりするのだろうか? スルーされちゃうのかなぁ。僕にとってこの映画の一番の見どころは、そのあたりでした。