基本的にアウトドアでダッチオーブン料理をしてる余裕は無い、というか料理に時間をかけたり、思い調理道具を持ってアウトドアに出ないので、このコンボクッカーは半ば家の中専用です。
大人数の料理もしないので、サイズもこの25cm(10インチ)の物が自分の使い方には最適。ただ、それでも十分重いし、熱を持った鍋〜取っ手は鍋掴み(アウトドアなら厚手の牛革グローブ)が無いと触ることもできません。
ただ、その耐熱力と蓄熱力で、「鍋」もしくは「鍋+フライパン」という組み合わせでは普通考えられない料理も簡単に作れます。
例えば、鍋を先に熱しておいて、中にロストルを敷いて、その上に洗ったサツマイモを何個か置いて蓋をして、弱火で50分くらい、10〜15分ごと位に中の芋を転がしてやりながら…で火を止め、そのまま30分ほど余熱で熱し続ければ、「焦げてない焼き芋」のできあがり。30分間余熱のままなのに、まだ鍋掴みが無いと蓋が開けられません。時間をかけてゆっくり遠赤外線で熱していくので、芯が残ることも無く、味も石焼芋に近い甘みです。
鍋の蓄熱力にものを言わせた煮込み料理、天ぷら料理などにもいいでしょう。日本の一般家庭で使うなら、キッチンダッチよりもこっちのコンボクッカーの方が絶対使いやすいと思います。
ただ取っ手の分、新品の時の箱に入れて収納・保管すると大きくなるので
コンボクッカー用ケースは欲しくなります。
もちろん基本はダッチオーブンなので、最初にシーズニングしなくてはならず意外に面倒です。使い込んだら逆に手間がかからなくなるのもダッチオーブンだと思いますが。
コンボクッカーとしての使い勝手には文句は無いのですが、うちに届いた品物は鍋とスキレットの取っ手が干渉して、きちんと蓋が閉まりませんでした。手で曲がる様なヤワな造りでもないので、干渉部分をディスクサンダーで削ってやらないといけませんが、値段を考えるとそんなに文句も出ません。ちなみに蓋自体の密閉度は悪くありません。
ダッチオーブンという性格上、このクッカーに愛着が湧くかどうかは、このクッカーをどれくらい使ってるか、で決まると思います。
少なくとも他のアウトドア用品みたいに「眺めてニヤニヤ」する物では無いですね。