ジャズが好き、と言うと話の流れで「おすすめはなんですか?」
なんて聞かれることがあります。
その場を持たせるための社交辞令的な人に対しては(失礼!)、
適当にピアノトリオの名盤を2つ3つ上げていますが、
音楽好きでジャズに辿り着きました!って人にはこのアルバムを薦めています。
まず選曲の素晴らしさ!ブルース、ハードバップ、モードとバラエティに飛んでいて、
飽きさせないし、楽しみながらそれぞれの違いが勉強できてしまいます。
全部同じ曲に聴こえるってことにはならないと思います。
キャノンボールのテクニック、スピードに体を預けて音を浴びれば、最高に気持ちよく、
小難しいことは抜きにして、これがジャズの醍醐味だろう!と言えます。
それにくらべると、トレーンが少し拙く聴こえてしまうが、その違いを楽しむのも
ジャズの楽しさでしょう。
しかし、モードになると一転、トレーンのカッコよさが爆発します。
まあ、自分の曲なので当たり前といえばそうなのですが・・・。
初心者はもちろんのこと、ジャズファンの方にもお薦めできます。
というのも、キャノンボールというと「イン・サンフランシスコ」が一番に上げられ、
この大名盤がスルーされがちなのです。
こんな完璧な作品がなんとなく日の目が当たらないのは、
やはりジャケットの微妙さでしょうかw
もしシカゴの街角にキャノンボールが壁に寄りかかって・・・
みたいなジャケットだったら、歴史は変わっていたはずw
でも、この憎めなさがキャノンボールぽいっていえばそうなんですけどね。