単体で見るとまるで昆虫のような生物的雰囲気のライトですが
自転車に取り付けると案外なじんでしまうデザインです。
薄くてスリムですがこのボディに単四電池2本が入り(単五よりは単四がやはりありがたい)
明るさは強烈、同社の最高機種TL-LD1100と並べて比べても
遜色無いです。
一枚の基板に5個実装された砲弾型LEDは全て真後ろを向いていますが
LED本体はおろか基板全体をレンズが囲んでいるため真横からでもLEDの発光が
見える造りになっています。
縦に取り付ければ横から5個全てのLEDの発光が見えるようになるため横からの
被視認性は高いと思います。
同社の他のテールライトと比べると他の物が紅色といった感じの深く濃い赤色なのに対し
このライトは若干オレンジ寄りの赤。
取り付けブラケットはユニバーサルタイプの幅広いパイプ径に対応したものが付属します。
取り付けに工具は不要ですがバンドの余った部分ははさみで切り落とした方がスマートになります。
同社の他のテールライトのブラケットやバッグなどに取り付けるクリップも使えます。
このモデルではブラケットへの差込部分が正方形になったためブラケットに対して
横向きでも縦向きでも取り付け出来るようになりました。
シートステー(後輪軸からサドルに向かって伸びるフレーム)に取り付ける場合でも縦向きで取り付ければ車輪等に干渉せずに取りつけられます。
縦向き使用ではせっかくのスリムなライトからブラケットがはみ出してしまいますが
別売りのパイプ径に合わせたブラケット(TL-LD1100用のものなど)を使用すれば
解決します。
電池交換はレンズを外したり本体を開いたりせずに行え指で簡単に外れるカバー式。
スイッチは写真ではグレーの本体上面に見える赤い細長い部分です。
本体と面一になり見た目は良いのですがグローブをはめて手探りでライトを点灯させるのは困難。
スイッチの手ごたえもストロークもないのできちんと停車して操作しなければならないでしょう。
点灯モードは4種類ありスイッチを押す毎にモードが変わります。
安価なライトでは点灯と消灯のバランスが著しく消灯側にかたよっていて
サイクルも異常に早い不快で攻撃的なフラッシュまがいの点滅パターンの物もありますが
この製品では点灯と消灯のバランスも良く点滅周期も若干遅めで
「目立つ」けれど相手への不快感を抑えた点滅だと感じます。
私はもう少し遅いサイクルの遅点滅が欲しいと思いますが。
消灯するにはスイッチを長押し、モード切替えのつもりがうっかり消灯してしまっていた
というミスは起こらない反面消灯したい時はちょっと手間です。