「キャッツ・アイ」は1981年から週刊少年ジャンプに連載がスタートした怪盗漫画。主人公は喫茶店『キャッツ・アイ』を経営する美人三姉妹、泪・瞳・愛。彼女達は喫茶店を経営するかたわら、彼女達の父親である幻の天才画家、ミケール=ハインツの残した作品を盗みだす。その目的は謎の死を遂げた父の手がかりが欲しいがため・・・。本作も80年代のジャンプ黄金期を支えた一作。美人三姉妹がレオタード姿で夜を駆け、鮮やかに盗みを働く、また、どじる姿、北条司氏の少年誌離れした作画が大いにうけた作品。その人気をうけて製作されたアニメもなかなかの人気(戸田恵子氏の声がイメージどおりで素晴らしかった)で、テーマ曲もスマッシュヒットを飛ばした。それで調子にのったのか、藤原紀香、内田有!紀、稲森いずみの3人で実写版の映画までつくられたが、センスが無い、レオタードが無い、ストーリーが面白く無い、の3拍子で大コケしたのは記憶に新しいところ。その本巻、今度の獲物の防犯設備は完璧で、盗むのは不可能に近い。さらにその絵画には、キャッツアイの正体が隠されていた。やむをえず、最後の手段に出る瞳達だが……