今や、若手イケメン俳優の代表格に成長した三浦春馬主演の青春映画。まだ、声替わりし終わる前というか子供っぽい声に、現在の成長を感じます。
ストーリーについては、比較的、青春ドラマとしては王道のよくある展開。夏休みにちょっとしたきっかけからサーフィンを始めた、高校生の成長+甘い恋といった感じです。
映画全体の感想としては、正直、観ていて辛い(というか痛い)。ファンの方には申し訳ないですが、加藤ローサはめちゃかわいいけど、ヒロインとしての演技力は相当苦しいと思いました。あと、ライバル役として登場する脇役の俳優さんは、さらに輪をかけてきつい。
映像も、基本的には青い海と青い空に、カラフルな水着orサーフジャケットで、鮮やかできれいなのですが、肝心のサーフィンシーンになると、急に粗が目立つ。もちろん、映画のために特訓しただけの俳優で、サーフィンシーンを全て撮ることはできないので、遠目の映像になったり、うまくいったシーンを映像の出来不出来に関わらず、使わざるを得ないのはわかりますが、普段の映像とのギャップがひどい。
演出面でも、わざとらしいというか、「今、演出してます!」という感じが見え見えで、厳しい。加藤ローサの登場シーン、ライバルとの対決後の別れのシーン(台風はそんなにすぐに過ぎ去るのか?)、唯一いいと思いかけたエンディングロールでの「North Shore」の看板(そこまで見せなくても、みんなわかるから!)と、言いたいことは盛りだくさんです。
唯一、よかったのはDef Techの主題歌くらい。エンディングロールの主題歌が流れているところの映像のみ(上記の演出面の不満を除いては)、よくできていると思います。