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キャズム [単行本]

ジェフリー・ムーア , 川又 政治
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (39件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

商品説明

   ジェフリー・ムーアの名を世に知らしめ、初版刊行の1991年以来売れ続けているハイテク関連企業のバイブル書が改訂され、邦訳で登場。「キャズム理論」として知られるその普遍的な概念は、ハイテク製品を成功に導くマーケティングの基本として広く知られ、スタンフォードをはじめとする多くのMBAコースで支持されている。

   ムーアは、テクノロジーのライフサイクルとその各段階でターゲットとすべき顧客を、標準偏差を用いて明確に定義している。新たなテクノロジーが最初「イノベーター」(テクノロジーオタク)に受け入れられ、やがて他者に先んじて投資しようとする「アーリー・アドプター」(別名ビジョナリー)によって支持され、そして実利主義者であり、成功の鍵を握る「アーリーマジョリティー」や保守的な「レイト・マジョリティー」に採用されていくという過程は、きわめてわかりやすい。

   本書が問題とするのは、このライフサイクルの図において、各層の間に存在する溝(キャズム)である。つまり、ハイテク製品のマーケティングでは、自分たちがライフサイクルのどこに位置するのかを正確に認識し、首尾よく溝を越えていくことが成否を分けるというのだ。アップルやパーム・パイロット、シリコングラフィックスなどの事例を適宜紹介し、ユニークな比喩を用いるのでわかった気にさせられるが、マーケターは「信頼できる情報がほとんどない状況下」で自社製品がどこに位置するのかを認識し、「これまででもっとも難しい決断を下さなければならない」。

   ムーア自身があとがきで述べているように、本書に記載された内容は必ずしも読者の成功を保証するものではない。だが、本書で紹介されているさまざまな製品の成功例、失敗例を頭に焼きつけていれば、二の轍を踏む可能性は少なくなるはずである。語り口も軽快で読みやすく、多くの人におすすめできる。(土井英司)

内容(「BOOK」データベースより)

ドリームキャスト、PC98、レーザーディスクはなぜ、市場から消えたのか。すべての答えは、ハイテクの落とし穴キャズムにあった。

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38 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 もう一つのキャズム 2006/2/17
形式:単行本
私にとってキャズムはバイブルとなった。

ハイテク事業立ち上げの最も重要な考え方はこの本から学んだ。

それほどこの本に対する私の評価は高い。

この本を読むと、「キャズムを超えねばならない」という事業立ち上げ

の厳しさを事前に知ることができる。苦労のレベルが同じであるなら、

「予測できる苦労」と「楽観していた直後に訪れる苦労」では、圧倒的

に前者の方が耐えやすい。後者の場合、事業立ち上げチームは崩壊して

しまうだろう。

本書ではキャズムの存在だけでなく、示唆に富んだ実践的な事業立ち上

げ方法が、分かりやすく説明されている。初版から随分と時間が経ったが、

この本に記載されている内容は外してはならない定石だ。「イノベーショ

ンの・・・」も間違いなく名著だが、キャズムを知った上で読んだ方が

よい。

一方、キャズム理論を知り、喜び勇んで事業に望もうとすると、そこに

はどうしても話が通じない人たちがいる。それは下記のような人々だ。

・最初から大きな市場へのアプローチを求める経営陣

・裏づけのない右肩上がりの曲線を求める上司

・アーリーアダプター一社を獲得したたけで天下を取ったように触れ回

 る営業

・ハイテク製品が宣伝広告だけで売れると勘違いしているマーケティン

 グ担当。

こちらは相手の気持ちも分かるので、意見を一つ一つ聞き、理解しなが

ら方向修正をかけようとするのだが、相手にはどうしても越えたくない

バカの壁が存在する。キャズム理論と現実に起こっている事をベースに

説明しようとすると、見事なほどに相手は拒絶反応を示す。

きっと、同じような問題に直面している人は多いのではないだろうか。

この本は、ハイテク事業立ち上げに貴重な示唆を与えた。しかし、事業

立ち上げの現場においては、知識を持つ者と持たない者の間のキャズム

も同時に与えた。そのキャズムを克服するのはビジネスを克服するより

難しい。
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
なるほど、納得のハイテクマーケティング論です。
グローバルスタンダードを目指すなら、まさに教科書というところでしょう。
しかしながら、私のような中小企業に勤める人間は本書と対極にあるキラーブランドを目指しています。

本書の出版当時は衝撃的な内容だったと思いますが、各々の企業で目指すゴールにバリエーションができた今となっては、ひとつのマーケティング理論という印象です。
今頃読んでのことですから、少し的を得ていない書評かもしれませんが・・・。

でも、長く読み継がれる名著でしょうね。特にハイテク関連などのグローバルスタンダードを目指す会社にとっては。

このレビューは参考になりましたか?
21 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ハイテクベンチャー関係者必読の書 2002/4/30
形式:単行本
誰でも技術者であれば「最先端技術を駆使した製品だからといって売れるわけではない」ということは経験的に理解していると思う。しかし、それがなぜなのかについては、私自身はあまり考えたこともなかった。本書はこの問いに明確な答えを与えてくれる一冊だと思う。スタンフォード大学などの多くのMBAコースにおいて授業にも用いられている本ということで、さぞかし小難しいのだろうと覚悟して読み始めたが、あまりの面白さに寝る時間も惜しんで一気に読み進んでしまった。日本に紹介されるのがあまりにも遅すぎた感もあるけれど、ハイテク技術関係者、特にあまり予算のないベンチャー企業は必読の一冊だと思う。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 3.0 次世代自動車にもあてはまるか
電気自動車はトーンダウンしている感がある。キャズムを乗り越えられるのかが興味があって購入した。
投稿日: 5か月前 投稿者: 鹿野 英男
5つ星のうち 4.0 キャズムとは製品指向段階と市場指向段階のハザマ
... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: カーマイン
5つ星のうち 5.0 全てのビジネスマンの基礎
数あるビジネスマン本で一番かもしれない。
いいものを作れば売れた時代が終焉した今、再度読み直しても十分ためになる。... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: 太郎二郎三郎四郎
5つ星のうち 5.0 一読の価値あり
背景は古いのです 内容はすばらしく非常に参考になります 新たにプロダクトを開発する方は一読することを薦めます
投稿日: 11か月前 投稿者: cocoa
5つ星のうち 4.0 ケースは古いということは重要ではない。
本書の価値はキャズム理論の枠組を提示することそのものよりも、キャズム越えを果たした企業のストーリーを数多く読むことにあるのではないか。キャズム理論を短くまとめた本... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: mokele-mbembe
5つ星のうち 4.0 一概に・・・
キャズム理論が万能で、これさえ理解していればマーケティングは完璧というわけではないが、そのような錯覚さえ引き起こされるような一冊であるのは間違いないだろう。ハイテ... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: nozama
5つ星のうち 5.0 さすが
すすめられて読みました。
業界的にも、そうだなと思うことが明確に表現されていました。
この本が有名な理由がわかります。
投稿日: 17か月前 投稿者: コロッセオ
5つ星のうち 5.0 陳腐化していない、IT業界を超えたマーケティング理論
ビジネススクールで学ぶマーケティングのフレームワークは、単体で考えた場合は合理的で最適解が得られると一般的には言われています。それゆえMBAホルダーが企業で幅をき... 続きを読む
投稿日: 2011/5/23 投稿者: Coffey man
5つ星のうち 5.0 古典的名著
この本に書かれている「キャズム」の概念は、すでにあちこちのマーケティング書で引用されていて、いささか手垢が付いている感じすらある。だが意外なことに、そのキャズムを... 続きを読む
投稿日: 2011/2/8 投稿者: junk_gene
5つ星のうち 4.0 ハイテク新製品を扱う企業人の必読書
... 続きを読む
投稿日: 2010/1/2 投稿者: じゃが〜
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