東雲版キミキス第三弾です。
今回は深月編全9話に加え、川田先生特別編1話の構成です。
川田先生編は完全オリジナルですが、深月編は原作をベースにオリジナル要素もふんだんに盛り込まれています。
内容としてはスキルートとナカヨシルートのイベントがバランス良く配分され、各ルートのいいとこ取りではないでしょうか。これまでの摩央姉編や明日夏編も原作をベースに、ポイント、ポイントでのオリジナリティーあふれる"魅せる"描写がストーリーに華を添えていましたが、今回は特にそんなオリジナル要素のウェイトが大きいように思います。ネタバレ防止で詳しくは述べませんが、主人公・光一が婚約者と勘違いされる前提なしに、彼を「ご主人様」と呼ばせる作者の工夫は見事です(どうやってするのかはご自分の目でご確認下さい)。
前回までのスタイル抜群な二人に比べてどうしてもボリューム不足は否めない深月ですが、そんな不利もなんのその。いじらしい仕草やセリフ、表情、そして何より様々なシチュエーションにおける"キス"でその差を埋める東雲太郎のテクニックをご堪能下さい。
キミキスはコミック、アニメ、ドラマCDなどメディアミックス展開がされていますが、この東雲版コミックはやはり他のモノとは一線を画していると思うのは私だけではないはずです。少年野球チームに一人だけメジャーリーガーが混じっているかのような次元の違いっぷりには脱帽の一言です。
「巷でキミキスが話題になってるけど、ゲームは高いから手が出せない…」なんて思っている方っ!、「本屋で大量に平積みされているけど、面白いの?」なんてレジに行くのを躊躇しているあなたっ!迷ってる時間がもったいないです。まずはこの作品から始めて見て下さい。