日常生活の中で、
「やってみたいけど、ちょっと勇気がいるよな」
とためらってしまう、そんなことを思い切ってやってみる企画。
思い切って、とはいうものの、実際に行動に移すに際しては、やはりためらいがある。
悶々と悩む北尾氏、それでもエイヤッとばかりにやってみる姿が清々しい。
各企画にはタイトルがあり、文章はいくつかのサブタイトルで分けられている。
それを眺めるだけでも面白く、ニヤニヤ笑ってしまった。
以下に、ついニヤけてしまうタイトルと、サブタイトルを抜粋。
『電車で知らないオヤジに話しかけ飲みに誘う』
そのオヤジはおびえたようにぼくを見つめた
『ゴールデンウィークのお台場で孤独な男たちと人生を語り合う』
ホモのナンパと勘違いされている
『クリスマスに、暗い目をした男たちと人生を語り合う』
イブの夜、ポルノ映画館で男を待つ
『子どもと遊びたいと思うのは犯罪なのだろうか』
なぜキミたちは逃げるんだ
『激マズ蕎麦屋で味の悪さを指摘する』
言え、言ってしまうのだ
『知人に貸した2千円の返済をセマる』
同情するなら金を返せ!
『町でいちばんの“言い子”に声をかける』
ナンパじゃないんだ!
意識過剰で怪しい行動に
「急ぎますので」彼女は足早に去っていった
『「42歳フリーライター」の値打ちを就職試験に問う』
職業を聞くなり相談員は沈黙した
以上は、あくまでもタイトルとサブタイトルで笑えたものだけ。
他にもたくさんの企画があり、もちろん表題の、
『キミはちょい知りの他人に「鼻毛が出てますよ」と面と向かって言えるか』
も入っていて、これもかなり面白い。
これはぜひとも読んでみて欲しい本。