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5つ星のうち 5.0
国産量産型気動車の嚆矢,
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レビュー対象商品: キハ41000とその一族〈上〉 (RM LIBRARY(1)) (単行本)
RM LIBRARYの記念すべき第1号で取り上げるのは「キハ41000とその一族」。末期の名称のキハ04〜06と言った方がわかりやすい人が多いかも知れない。私個人も、10系以前の気動車って開発や改造の経緯が複雑で改称も多いし、5桁の形式数字がとっつき辛いのもあって、「半流線型の戦前製気動車で地方私鉄にたまに残っているヤツね」くらいの認識しか無かった。それはこの形式が国鉄線上から昭和40年代前半に姿を消してしまい、現在この形式を系統的に整理・解説している本が少なく、あったとしてもそういった本に自分が出会えなかったためもあると思う。 ところが今回本書を読んで、この系列は戦前・戦後を通じて数々の技術的トライアルと燃料不足を克服して200両以上も製造された初の国産量産型気動車であるなど、初めてこの車両に対する基本的な知識を得ることができた。 ただ、これほど多く製造され、バリエーションや改造も多いこの系列の国鉄時代を上巻48ページに押込んだためか、解説文に少し物足りなさがあり、もう少しページが欲しいと感じた。 ともあれ気動車のメカニズムや発達史に興味のある人を始め、私のように「とっつき辛いけどわかりやすく解説している本があれば知りたいな」と思っている人にも本書はお勧めしたい。
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