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13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
押し寄せる感情,
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レビュー対象商品: キツネ (大型本)
読み終えたとき、声が出なかった。帯紙の文字、「絶望と希望、友情と孤独」 ……そして「憧れと嫉妬」 短い話の中に、これらの要素が混沌としている。 頁をめくるごとに展開し、押し寄せてくる感情。 すべてを乗り越えたとき、そこには本当の友情があり希望があるのか。 また絶望と孤独を繰り返すのか。 キツネの象徴するものは一体なんだろう? 絵本の存在意義を改めて問い直せる作品。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
こどもには難解な秀作,
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レビュー対象商品: キツネ (大型本)
なにより絵が素晴らしい。書き込まれた油絵がそれだけでも感情を揺さぶられるパワーを主張している。ストーリーは象徴的に単純化されてはいるものの、白黒疑問の余地なしという修身の教科書なみの捉え方はいかがなものか。私には痛手を伴う変革と運命をつかみ取ろうとする強い意志をも最終ページからは感じられたのだけれども。
5つ星のうち 5.0
強烈なインパクト、近年の最高傑作,
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レビュー対象商品: キツネ (大型本)
不思議な絵本です。荒々しいタッチの筆使いと見事な色彩感覚、一瞬で状況を描き切る構図、 どれもがこの作品の質を高めています。 日本語訳もその作風に合わせて手書きにしており、これはやや読みにくいという難点がありますが、 それを差し引いても、手元に置いておきたいと思わせる魅力があります。 ここ数年で読んだ絵本としては最高に素晴らしい1冊で、とても印象に残っています。 「大人の絵本」という言葉が最近ではすっかり身近になりましたが、 本作はそんな画一的な単語では言い尽くせない魅力に溢れています。 オトナである私はもちろん堪能できましたが、 小学校と園児のわが子達に読み聞かせしたところ、 それなりに感じ入るものがあったようで、普段とは違う反応を見せ、 物語についてあれこれと自分の考えを述べたり、質問をしたりしていました。 「まだこの後にお話が続いていきそう」と小学生の息子が言っていました。 キツネは一体何なのでしょうか? 悪魔、神、それとも自分の写し鏡。 哲学的な命題を投げかける作者の他の作品も読んでみたいと思います。
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