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キップをなくして (角川文庫)
 
 

キップをなくして (角川文庫) [文庫]

池澤 夏樹
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

東京駅から出ようとしたイタルは、キップがないことに気が付いた。キップがない! 「キップをなくしたら、駅から出られないんだよ」。女の子に連れられて、東京駅の地下で暮らすことになったイタルは。

内容(「BOOK」データベースより)

改札から出ようとして気が付いた。ないない、キップがない!「キップをなくしたら駅から出られないんだよ」。どうしよう、もう帰れないのかな。キップのない子供たちと、東京駅で暮らすことになったイタル。気がかりはミンちゃん。「なんでご飯を食べないの?」。ミンちゃんは言った。「私、死んでいるの」。死んだ子をどうしたらいいんだろう。駅長さんに相談に行ったイタルたちは―。少年のひと夏を描いた鉄道冒険小説。

登録情報

  • 文庫: 279ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009/6/25)
  • ISBN-10: 4043820038
  • ISBN-13: 978-4043820030
  • 発売日: 2009/6/25
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
主人公のテルが家に帰る途中、切符をなくしてしまう。母親から「キップを落としちゃだめですよ」「なくしたら、もう駅から出られなくなるんだからね」と言われていた彼は途方に暮れる。そんな彼に「キップ、なくしたんだろ?」と少年が声をかけ、駅の小部屋に引き入れられる。駅の階段下のその部屋には20人近くの「切符をなくした」子供達が住んでいた。今日からここがぼくのうちだ・・

これは黒井千次氏の昭和50年発表の短編「子供のいる駅」のあらすじである。こちらの池澤氏の「キップを・・」を読んで、てっきり同じ作者があの小説の続きを書いたのだと思ってしまった。「子供のいる駅」は「鉄路に咲く物語」 日本ペンクラブ発行で読むことができる。読み比べてみることをお勧めする。
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「キップをなくしたら外へ出られない」を
コンセプトにした少々不思議なお話。

主人公のイタルもキップをなくしたことにより
「駅の子」としての新しい生活を送る。
そのなかでの様々な出来事が印象的で
他の駅の子との交流、脱出方法を知ったときの戸惑い、
そして仲間との別れ。
そのどのシーンもとても丁寧に描写されておりすらすらと読むことができた。

読み終えてとても心が温かくなった。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
現在の日本文学界の最高峰の一人である池澤夏樹さんが、少年向きに描いたものだ。JR内でキップをなくした少年少女たちのひと夏の経験が、書かれている。とくにミステリーを気取っているわけではないし、ファンタジーなので話はわりと単純。でも、いつもながらの、平易なのに流れるように美しい文章にはほっとさせられる。但し、少年少女ものを得意としている、たとえば瀬尾まいこさんとか、昔の森絵都さんのような、少年少女の「あっ、そこはイタイ!」という、きらめきや秘密めいた箇所は少ないが、まあ、仕方ないか。
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池澤夏樹さんのファンタジー。
偶然に一箇所に集まった子どもたちの共同生活。鉄道の世界、死とは何かを問いかける。切手収集が趣味の小学生、イタル(遠山至)が有楽町にある切手店に行こうと有楽町で改札... 続きを読む
投稿日: 15日前 投稿者: 読書散歩
ピュアな心
切符をなくした小学生たちが成長していく清新な物語です。
「死」に対する池澤さんの考えが少しわかったような気が。
投稿日: 9か月前 投稿者: ハーフ&ハーフ
解説は読後に読むべし
最初は「設定に無理があるなぁ」と思いながらも、その世界にどんどんと入り込みました。そしてだんだんと子供たちの個性に引き込まれていきます。... 続きを読む
投稿日: 2009/8/12 投稿者: vatmideo
久々に、みんなに勧めたい一冊でした。
池澤夏樹の作品をきちんと読むぞ個人的キャンペーンの第?弾。
駅と鉄道を舞台とした子供たちのファンタジーです。... 続きを読む
投稿日: 2007/11/26 投稿者: ふらふら
ふりがなさえふってあれば
こども向けの本に見えるのだけれど、1976年生まれの小学生という時代設定など考えるとちょうどそのくらいの年齢の大人向けなのかな。「花を運ぶ・・・」以来社会派方向に... 続きを読む
投稿日: 2007/7/17 投稿者: 小原一馬
切符をなくしたら・・・
切符をなくしたら駅から出られなくなる。それが子供ならではの純粋な気持ちなのかもしれない。... 続きを読む
投稿日: 2007/5/1 投稿者: ニャンゴロ
自分を見つめなおすきっかけに・・・
キップをなくして「駅の子」となってしまうイタル。最初は戸惑っていたが、徐々に駅の子としての生活に慣れてくる。... 続きを読む
投稿日: 2006/7/28 投稿者: みにぃ★
キップをなくしてみたい
見事な小説。

小学生が主人公だからといって読まないのはもったいない。... 続きを読む
投稿日: 2006/6/22 投稿者: bemsha
詩人が書いたジュブナイル小説
キップをなくした子どもがすべて駅の子になるわけではない。

なんらかの基準で選ばれた数人が駅の子となるが、未来永劫... 続きを読む
投稿日: 2006/4/2 投稿者: デュエット
駅の子?
大好きな切手を買いに一人で出かけたイタルは、切符をなくしてしまいどうしようかと思っていると、一人の女の子が来て、切符をなくしたら駅の子になるんだよと言われ、東京駅... 続きを読む
投稿日: 2006/1/13 投稿者: 赤いリボン
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