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キッチン (新潮文庫)
 
 
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キッチン (新潮文庫) [文庫]

吉本 ばなな
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (100件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う──祖母の死、突然の奇妙な同居、不自然であり、自然な日常を、まっすぐな感覚で受けとめ、人が死ぬことそして生きることを、世界が不思議な調和にみちていることを、淋しさと優しさの交錯の中で、あなたに語りかけ、国境も時もこえて読みつがれるロング・ベストセラー、待望の定本決定版。〈吉本ばなな〉のすべてはここから始まった。

内容(「BOOK」データベースより)

私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う―祖母の死、突然の奇妙な同居、不自然であり、自然な日常を、まっすぐな感覚で受けとめ人が死ぬことそして生きることを、世界が不思議な調和にみちていることを、淋しさと優しさの交錯の中であなたに語りかけ、国境も時もこえて読みつがれるロング・ベストセラー、待望の定本決定版。“吉本ばなな”のすべてはここから始まった。

登録情報

  • 文庫: 197ページ
  • 出版社: 新潮社 (2002/6/28)
  • ISBN-10: 410135913X
  • ISBN-13: 978-4101359137
  • 発売日: 2002/6/28
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (100件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 みずみずしくてやさしい文章です。 2010/7/13
By megu
形式:文庫
表面的には恋愛の話だと思いますが、よしもとさんが描きたかったのは恋愛ではなく、この小説のしんとした透明な夜の感じとか、雰囲気、空気感だと思います。
読んでいると、この小説に出てくるシーンが、細かいディティールまで描かれて、私の頭の中では完全に映像化しています。それは、温度とか、匂いとか、味がしてきそうなくらい、リアルです。ここまで読者に伝わる表現力は、本当に素晴らしいです。
恋愛の話だとか、この小説から何かを読み取ろうとか思わずに、その世界観にだだ触れたい、くらいの気持ちで読んだ方が良いと、個人的には思います。
高校二年生の夏、初めてこの小説を読んで、今まで味わったことのない透明な気持ちになり、不思議な気分になったのを覚えています。
ひらがなが多く優しく柔らかい文章で読みやすいと思うので、中学生、高校生の方にも是非おススメです!
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 噂に違わぬ名作だと思いました 2009/10/31
By 大森 義範 トップ1000レビュアー
形式:文庫|Amazon.co.jpで購入済み
僕が小学校か中学校の時の話題作です。
さくらももこさんの、もものかんづめとかが、
はなきんデータランドに出ていたときと
さして変わらない時期だと思います。

当時は小説アレルギーで、特に女流作家に対しては
重度なアレルギー症状を呈しており、
もっぱら三国志だとか戦国時代ものやら歴史小説
に傾倒していました。

ずっと読もうと思っていましたが、遅まきながら読むことが出来ました。
きっと当時、そして高校生、20前後までは
この本を読んでも僕は理解できたか微妙なところです。
今でもそうですが、両親は一応健在であり、
喪失感というものを味わっていないからです。

小説の細かい技法などのことは全くわからないのですが、
物語全体が大きな隠喩になっていると思います。
とてもとても不思議な世界です。極めて非日常的。
でも自分に流れている時間もきっと他の人から見ると非日常的なんだろうな。

村上春樹?阿部公房?それよりずっとわかりやすいかな?
いや少し歳をとったからそう感じるのかな?
よしもとばななさんの考え方が、文章のところどころに
にじみ出ていましたが、非常に共感することができました。

よしもとばななさんは、人の死というわかりやすい悲しみの設定を利用していますが、
たとえ現状が幸せだとしても自分が孤独だと気付いてしまったとき、
気付きながらもそこから逃げようとしている自分に気付いたとき、
非常に大きな力をこの本は与えてくれるかもしれないなと思いました。
読む人の心の具合によって玉虫のように色の変わる可能性はありますが。

あと、恋に迷っている時にもいいのかな?
忘れかけた純粋なひとつの恋の形を描いています。
心の琴線に触れる、噂に違わぬ名作だと思いました。
このレビューは参考になりましたか?
47 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 死とキッチン 2007/8/2
By pommier_pomme トップ100レビュアー
形式:文庫
身近にある"死"を思う。ひとが生活していくために欠かせない食事をつくるキッチンを通して死が交差する。

大切な人の死を乗り越えて、自分は食べ、生きていかなければいけない現実。
それはなんてシュールな世界。そして、目を逸らせない現実だ。

身近な死を経験した人ならきっと痛いくらいの涙が出るんじゃなかろうか。そう思った。
私はまだ、遠い人の死を経験したのみだから、まだ想像するしかないのだが、もし恋人が死んだら、私もまた、どのようにその寂しさを乗り越えていくのだろうと切実に思った。
現実はきっと吉本ばななさんの描くとおりに、そんなに悲惨なわけじゃない。
お腹もすくし、恋もする、お金のことだって、仕事のことだってなんとかしなければいけない。

そういうもどかしさや侘びしさの合間に、キッチンの無機質な光、包丁やまな板が鎮として並ぶすがた、朝の光につつまれた空間の静謐さ・・・なんかの描写が出て、やるせない死の世界に、とてもうまく共振している。
それはとても辛いことだけれど、同時にすごく救いなんだ、と思う。

そういうコントラストのうまく生かされた、作品。
そして、登場人物が異様に魅力的な、作品。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 4.0 どこか不思議な読後感を与える短編集
「キッチン」と「ムーンライト・シャドウ」からなる短編集だ。... 続きを読む
投稿日: 3日前 投稿者: muskia
5つ星のうち 5.0 面白かった。
よしもとばななの作品を初めて読みましたが、とても面白い作品でした。また違う作品も読んでみようと思います。
投稿日: 2か月前 投稿者: 新保美智子
5つ星のうち 5.0 『人との出会い/別れ=それが人生』
『人との出会い/別れ=それが人生』
とまでも思わせてくれるような作品

キッチン/ムーンライトシャドウ共に... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: HIROKI
5つ星のうち 4.0 文章の心地よさに酔う
なるほどこういう本もありなのか!と感心しました。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: Jinta
5つ星のうち 4.0 きちん と読んで!
どう表現したらよいのかわからないけど、
あいまいで、ちょっとどんよりした感じ。
天気で例えると、曇りときどき曇りのち曇り。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: いじさまっくす
5つ星のうち 5.0 あぁ、この感じいいな〜
激しい感動があったわけじゃないけど、読んだ後、なんだか心がストンと治まる感じがします。

みかげと、雄一と、えり子さん。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: えいにゃむ
5つ星のうち 5.0 優しくゆったりと紡ぎ出される泉鏡花文学賞受賞作品
本書は、1988年に福武書店より単行本が刊行され、1991年には福武
文庫から、1998年には角川文庫から刊行されたもので、新潮文庫と... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: ミヤコ
5つ星のうち 5.0 強く生きていくということ
「――いつか必ず、誰もが時の闇の中へちりぢりになって消えていってしまう」... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: BUNKEI
5つ星のうち 5.0 どんな状況でも愛で満たされることができる
何度読んでも飽きない。

飽きないどころか、そのときどきで新たな発見があるから面白い。... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: masa
5つ星のうち 5.0 今更ながら・・・
初めてこの作品を読みました。
キッチンと言えば、結構女性にとってのテリトリー的な
場所。... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: 百地樹里
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