友人が絶賛していたのを思い出し、文庫本となったのを機に手にしました。
シャープなあっさりとした印象の絵ですが、存在感のある人物を描かれる作家の方だと感じました。
また、作品中には独特の雰囲気が流れています。
一話ごとに読み手の目を釘付けにするシーンがあって、これがシャープな無駄のない絵の印象によってより読者を惹きつけるように感じます。タイトルもうまく内容と絡んでいるんです。
内容はピアノ教師柾裄とその教え子加恵のラブストーリーです。
ともにちょっとクセのある?二人です。その二人のやりとりが絶妙なんです。
2巻は彼らのそれぞれの弟や姉のサイドストーリーも含まれており、読み応えは十分です。
また、加恵を溺愛する叔父龍蔵が登場し、波乱の予感です。
作中、クラッシックのピアノ曲を中心にたくさんの曲名が登場します。
読み進めていくうちに聴いてみたくなりますよ。
私はこの2巻でリストの「ラ・カンパネラ」が聴きたくなりました。