ツンデレ設定のヒロイン・エミリア、クラスメイトと仲良くしたいのにゼロどころかどうしてもマイナスにしか出て来ない、本当に対人関係に不器用です…と言うかまるで呪われてるみたいです。
正直、ここまでやること成すこと全てが反対の結果だと読んでる方もツライ…。
でも、そんな彼女が百年前の偉大な魔法使いの《遺産》を受け取る事に。
動かない人形だと思って悩みを打ち明け、対人関係の自主練習もしていた相手が魔法で動く《自動人形》だったとは!。しかもラスと名乗る彼は、まるで生きてる人間そのもので…。
ラスの抱える秘密、マスターと呼ぶエミリアへの気持ち。エミリアも人形とわかっているのにラスへの気持ちが、そして一番の課題「友達作り」の結末は。
確かに人形なのに「少年」のラスや、物怖じしない異国の王子シヴァ、魔法科の級友ルゥルゥ、レティ。
シリーズのプロローグみたいなのに、エミリアを巡ってラスとシヴァと…って展開も大いにありそうなのに、これきりなんですよね〜。
この作品、一年半前の刊行でしたが、寡作な作家さんなのかやっと新作が出るようです。私は読んだばかりなので、続編の期待が捨て切れない…。