内容紹介
生まれ落ちたその場所が、不思議なこの世の始まり。ガープの世界は、あなたの世界。
子供は欲しい、でも結婚はしたくない。そう考えた看護婦が第二次大戦中、病院での瀕死の軍曹から"一方的に"精液をもらい受ける。こうして生を受けたのが、ガープ。レスリングに夢中になり、恋に悩み、そして小説を書く。悲劇と喜劇がかわるがわるやってきて、ちょっと変わった人たちに囲まれた彼の数奇な運命の物語。原作はジョン・アービングの半自伝的ベストセラー小説。映画化は不可能と言われていた傑作を、「明日に向かって撃て!」の名匠ジョージ・ロイ・ヒル監督が見事に描き上げた。
映像特典…オリジナル劇場予告編
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第二次世界大戦中、男に支配されることを嫌う看護婦のジェニーは、名も知れぬ瀕死の兵士の腰にまたがって、私生児ガープを生んだ。やがて時が経ち、母と息子はニューヨークへ出る。ガープは小説家として活躍し、ジェニーはウーマンリブ運動の指導者にまつりあげられていく。
ジョン・アーヴィングの原作を、名匠ジョージ・ロイ・ヒル監督が巧みに映画化したヒューマンドラマである。戦後を生き抜く母と子の姿を通して、皮肉をちりばめながら、さまざまな社会的世相を描いていく。シニカルな内容の連続ながら、あくまでさわやかな描写に徹しきることで、人間賛歌を醸しだした。母役のグレン・クローズ、そしてガープ役のロビン・ウィリアムスの出世作ともなった秀作である。(的田也寸志)