小学生の時に死んでしまった父親が「ガーディアン」として私を守ってくれている。
勅使河原冴に害をなそうとする者には、その威力に応じたしっぺ返しをくらうことになる。
そんな不可思議な力を目前で見てしまった同僚たち、その結果は……
勅使河原冴の章は、そんな設定で話がはじまります。
父親(らしき力)に守られた女性を恐れるのか、受け入れるのか。
石持さんらしい、人の汚い部分を見せられるようで読後感は決して心地よくはなりません。それでも、冴の章はなんとなく理解できるのです。
栗原円の章は、冴の娘の話。ガーディアンは円に移ってしまっていますが、あまりにも冴の章と趣がことなってしまっておりどうにも……。
なんとなく、設定がいかされていないような感じがします。