ガントレット THE GAUNTLET (1977)
監督:クリント・イーストウッド
制作:ロバート・デイリー
脚本:マイケル・バトラー/デニス・シュレアック
撮影:レックスフォード・メッツ
音楽:ジェリー・フィールディング
主演:クリント・イーストウッド 共演:サンドラ・ロック
初めて観たのは 中学生の時 「 ゴールデン洋画劇場 」 映画大好き少年だった私は 毎週欠かさず映画番組を チェックしていました。
「 ダーティー・ハリー 」 を 観てからクリントのファンで 彼の出演した映画は 必ず観ました。 この作品は 彼がメガフォンを 取り
主演も兼ねたアクション映画で 監督としての 第6作目です。 当時の記憶は クライマックスの集中砲火シーンだけで それまでの流れは
殆ど憶えがなく 今回 観直しても初めて観たかのように愉しめました。 勿論 内容が面白かったからです。 何の気なしに棚から取り出し
暇つぶしに観だしたのですが ストーリー展開にグイグイ引き込まれて 最後まで一気に観てしまいました。 夜遅く観始めたので眠くなったら
途中で止めようと思っていたのです (笑) アクション、 サスペンス、 ロマンスと 娯楽の要素が詰まっていて クリントが俳優として
培ってきたセンスや技術を 監督として 見事な手腕で披露したエンターテイメント作品。 クリント扮する刑事 ベン・ショックレーが
上司の命令で重要参考人のガス・マリー ( サンドラ ) を 護送する任務に就く。 彼女は 組織に狙われている身で 行く先々で 2人とも
命を 狙われる。 しかし すべて警察が絡んだ襲撃である事を ガスから気づかされたベンは 黒幕が自分の身近な存在である事を 知る。
基本 2人の逃走劇なんですが ロード・ムーヴィーとしての面白さも備えています。 数々の逃走手段にエピソードを 絡ませて話を
盛り上げる。 車 バイク 列車 バス と 乗り換えながら目的地に向かって突っ走っていく。 見所は 銃撃戦で とんでもない数の
銃弾を 彼らは 浴びせられます。 今の時代ならば大した見せ場じゃ ないのでしょうが 当時は 凄かったと思いますよ。 あんなに
撃たなくてもいいのに・・・ と 思わずに いられない (笑) 2人の ヤリトリに笑ってしまう場面もあり 緊張の連続で疲れるという
事はなく 監督のツボを 押さえた演出に拍手です。 こういう本当に楽しめる映画って最近ないですねぇ。 近年の映画は 視覚効果に
頼ってばかりで 本当の娯楽作品とは いえない映画ばかりですよね。 本当に面白い映画を 観て育った年代には 何とも寂しい話。
やはり時代は 感じますが 色あせる事のない面白さが ここに詰まってます。 アクションを こなしてきたクリントが監督した 本物の
アクション映画、 クールです !