富野由悠季監督の対談集です。
1人1人に割かれたページ数は短く、読みやすいです。
また、多様なジャンルのプロとの対話はボリューム感読み応え共に十分です。
読書好きも、そうでない人でも読後は心地よい読了感があると思います。
富野監督の書籍はいつも
「お前らアニメなんか見てないで生身の人間と触れ合え!感性を磨け!目の前のことに興味を持て!」
が大ざっぱなテーマですが、本書もご多分にもれません。
案の定、説教の嵐。(対談相手に対して、ではなく読者に対して)
「しゃんとせんかお前ら!」
私は本書を拝読中、監督のそんな声が常時脳内再生されていました。
アニメなんか見てらんねえよ、とアニメから心引き剥がされること請け合いです。(別に見たっていいのですが)
アニメを愛していたい人は読まないほうがいいかもしれない。
それぐらいこの本には富野由悠季の声が、訴えがつまっているのです。
監督に感化されたい人、教えを乞いたい人、ただ単に説教されたがりのマゾの人、にはうってつけの本です。
以上、富野監督のアニメ以上に、監督の説教聞くのが好きな20代男の雑感でございました。